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ED=勃起不全には、血管などの障害で生じる「器質性」や精神的なストレスで生じる「心因性」のほか、特定の薬剤を服用して生じる「薬剤性」がある。
ED治療専門院・渋谷三丁目クリニックの古市昌之院長がこう語る。

「薬と一緒に薬局で受け取る『使用説明書』(薬剤情報提供文書)には“命に関わる副作用”が優先的に記載される。
そのため、命に関わらない『ED』は記載を省かれることが多く、医師から口頭で説明されることも滅多にありません」

医療事業者向けの「医薬品添付文書」には全ての副作用が明記される。しかし、その内容を患者が知る機会はないといっていい。
日本性機能学会が監修する『ED診療ガイドライン2012年度版』には、新たにEDと診断された患者のうち、25%が薬剤性EDとの報告がある。
4人に1人が悩まされているのだ。

薬剤性EDの発症は、「薬が効き始めた時期」と重なることが多い。

「例えば降圧剤は、下がった血圧が安定する服用後10日から2週間程度でEDの症状が出やすい。ただし向精神薬の場合、1錠飲んだ途端に射精障害が生じるケースがあります」
(前出・古市医師)

ここまで紹介した薬を服用中にEDの症状が出た場合、まずは泌尿器科などに相談する。診断の流れを、川崎医科大学附属病院の永井敦医師(泌尿器科)が解説する。

「まず、服用期間や勃起不全を起こした時期を尋ねるなど問診します。そのうえで薬剤性EDの可能性が高い場合には、内科医に相談して別の薬に変えてもらうよう患者に提案する。
患者の体質によってどの薬に変えるかは異なりますが、例えば降圧剤だと利尿剤やカルシウム拮抗薬をEDリスクの少ないARBに変更することが多いようです。
薬を変えた直後にEDが改善されるケースは少なくない。EDの副作用は医師に聞きづらいかもしれませんが、内科医でも泌尿器科でも、どんな薬が体質に合うかを考えてくれるはずです」

薬を変えない場合はED治療薬と併用する手もあるが、細心の注意が必要だ。

「薬剤性EDを解消するためにバイアグラなどのED治療薬を処方するケースもあります。ただし、これらの薬には血圧を下げる作用があり、降圧剤と併用すると低血圧症になる怖れがある。
他の薬でも禁忌とされる組み合わせはいくつもあるため、絶対に個人の判断で併用してはいけません」
(同前)

一度常用薬を見直す必要がありそうだ。

以下ソース
http://www.news-postseven.com/archives/20171111_627377.html

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