最近はネコに人気を押され気味ではあるが、イヌは間違いなく人間のベストフレンドである。仰向けに寝転んだイヌのお腹をなでるのが至福の時間という飼い主の方も多くいらっしゃるだろう。だが、そんな時、もしかするとイヌのほうはお腹をなでられるのを我慢しているのかもしれない。

今月6日付の英「Daily Mail」の記事によると、寝転んだイヌが腹を見せるのは信頼や友好の証だが、人間にお腹をなでられるのは予想外かもしれないそうだ。英エディンバラ大学の動物学者ジル・マッケイ氏によると、イヌがおとなしくお腹をなでられていたとしたら、それは飼い主が喜んでいるから甘んじて受け入れているだけなのだという。

マッケイ氏によれば、イヌがお腹を見せるのはごく普通の行動だが、それは「なでて」というジェスチャーではない。イヌは他のイヌに対しても寝転んでお腹を見せることがあるが、それは「あなたを信頼しています」という合図に過ぎない。人間はイヌの無防備なお腹を見るとついなでてやりたくなるが、触られたイヌのほうは突然のことに驚いてしまう。大人しくなでられているとしたら、それはお腹をなでられることに慣れたからだというのだ。

イヌはそんなに飼い主の感情を分かっていて、空気を読んで嫌な事まで我慢するの? という疑問も湧いてくる。だが、オカルトにも詳しい理学博士X氏によると、イヌは人間と共に暮らしてきた数千年の間に人間とうまくやっていく方法を学び、ゲノムレベルで身につけているのだという。

「賢くて人間に従順な個体が長年選別された結果が今のイヌを特徴付けています。喜ぶ飼い主のために多少の不快に耐えていたとしても不思議はありません」

実際、イヌは人間の表情を見て理解しており、それに応じて行動を変えているのだという。先月24日にオンラインのプレプリントサーバ「bioRxiv」に公開された論文によると、イヌの脳は人間の表情、特に嬉しそうだったり幸せそうだったりする顔に反応し、活動が活発になったそうだ。

多くのイヌ好きが知っている通り、イヌは飼い主である人間の感情を察して行動できる賢い動物だ。そんなイヌだからこそ、本心はどうあれ、信頼する飼い主にお腹をなでられても大人しくするのだろう。飼い主がイヌのお腹を一心不乱になでているとき、そのイヌは飼い主の緩みきった幸せそうな顔を見て「喜んでいるみたいだから、しばらく我慢してやるか……」なんて思っているのかもしれない。

以下ソース
http://tocana.jp/2018/04/post_16557_entry.html

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