アマゾンのスマートスピーカー、Amazon Echo (アマゾン・エコー）(Amazon Echo)」シリーズに組み込まれている対話型の人工知能(AI)アシスタント・アレクサ(Alexa)。
基本的にはiPhoneのアシスタント機能「Siri」に似ているが、どの方向からでも高い精度で音声を聞き取りでき、スキルと呼ばれる第三者が開発したアプリを搭載し、機能を拡張することができるのが特徴だ。
販売当初から話題の商品なのだが、お茶目なところがあるらしく、いきなり不気味に笑い出す事案が報告され、AIの反乱かよ？と話題になった（現在は修正済み）
そんなアレクサに今度は陰謀論者疑惑が浮上しているという。「ケム・トレイル」について質問したところ陰謀論を語り始めちゃったというのだ。
「ケム・トレイル」は、航空機が化学物質などを散布することにより空に発生するといわれている痕跡のことである。
飛行機雲より航跡がより長く残留してひろがるのが特徴で、アメリカ国防総省をはじめとする巨大な組織が推進しているとされている。
しかしこれを裏付ける具体的な証拠は今のところないようで、都市伝説や陰謀論として語られることが多い。
で、海外サイトによると、アレクサに「ケム・トレイルって何？」と尋ねたところ、次のような答えが返ってきたのだという。
http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/9/0/9083be1d.png
ケム・トレイル：航空機により残された航跡は実は化学兵器もしくは生物兵器で、意図的に高所から散布されている。これは政府高官が指揮する秘密プロジェクトであり、一般市民には公開されていない
アレクサがそういうのならそうなのか！？と信じてしまいそうになるのだが、繰り返しになるが今のところ「ケム・トレイル」が存在するという証拠はないようだ。
科学雑誌・Environmental Research Lettersconcludedに掲載された研究では地球科学者ら77人のうち76人が「証拠はない」としている。
その後、アマゾンはアレクサの不具合だったことを認め、次のように修正した。
http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/1/3/134b0811.jpg
ケム・トレイルは飛行機雲の項を参照のこと。飛行機が高高度にあり冷気にさらされたとき、エンジン排気中の水蒸気が雲となる。
「ケム・トレイル」はやっぱりただの飛行機雲じゃね？って見方が強いみたいだね。
陰謀論しか語らないアレクサっていうのもおもしろそうだし需要もありそうだけども、対話型AIはまだまだ進化の途中なので、面白い現象が生じているようだね。
以下ソース
http://karapaia.com/archives/52258200.html
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