吉澤恵理氏
春に健康診断を行う会社も多いと思います。面倒という人もいるかもしれませんが後回しにしてはいけません。血液検査や心電図、レントゲンなどの結果を見れば、今の自分の体の状態を知ることができます。
特に中高年の皆さんに注意してほしいのはメタボリックシンドローム（内臓脂肪症候群）。メタボは、高血圧や糖尿病、脂質異常症（高コレステロール血症）などの生活習慣病が重なっている可能性を示す状態です。当コラムでも繰り返しお伝えしましたが、「糖尿病」は健康を害するばかりでなく性機能障害を引き起こす原因にもなります。糖尿病は血流障害を招くため陰茎へも十分な血液が流れ込まずＥＤの原因となります。そうなる前に生活習慣を見直したいですね。
メタボと診断されなくてもご自身で若い時と比べて「太ったなぁ」と思っているなら生活習慣を見直して、この春からダイエットを開始してはいかがでしょうか。
「付き合いもあるし…」などという声が聞こえてきそうなので、お手本ともいうべき成功例をご紹介します。
先日、鈴木キサブローさん（６５）に著作権についての見解をインタビューさせていただく機会がありました。中森明菜に提供した「ＤＥＳＩＲＥ−情熱−」をはじめヒット作を次々と生んだ天才作曲家。気難しい人かも、と緊張して向かったのですが、お会いしてみるととても気さく。楽しいお人柄に感激しました。
健康に関する興味深い話もうかがいました。５年前、健康診断でまだまだ病気と言える段階ではないものの将来、生活習慣病になる可能性から「痩せなさい」と医師に指摘されました。
医師が言うなら、とダイエットに挑戦。結果、８キロの減量に成功し今も健康を維持しているそうです。気になるその方法は？
「そんなにストイックにしたわけじゃないよ。夜だけ炭水化物を抜いて、“飲み”は２軒目は行かない。それで、ゆっくりと１カ月に１キロずつ減量して８カ月で８キロ痩せたんだよ」
そう答える優しい笑顔は実年齢よりずっと若く見えます。
「若い時は仕事仕事で家庭のことは妻に任せっきりだった。だから今はせめてもの罪滅ぼしと感謝の気持ちも込めて妻とよく食事に行くんだけどそれが楽しいんだよね」
生活習慣病に脅かされることなく、日常も充実している様子で、奥様と水入らずの時間を大切にしているそうです。
みなさんも自己管理を怠らず、いくつになってもパートナーとの素敵な時間を持ってくださいね。
以下ソース
http://www.zakzak.co.jp/lif/news/180416/lif1804160004-n1.html
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