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2018年05月11日 21時00分更新
文● ジサトラ ハッチ

 5月7日より3日間、有楽町の東京国際フォーラムにて国内最大のUnityカンファレンスイベント「Unite Tokyo 2018」が行なわれた。

 本イベントではUnityの開発者向けの基調講演などが数多く行なわれたほか、例年関連メーカーの展示が行なわれている。展示の出展は、昨年などよりもハードウェアメーカーが少なく、全体的にやや盛り上がりに欠けている印象だった。



VTuberソフト&新作VRゲームで
IVRブースがアツい!

 展示で最も盛り上がっていたのは、VRカノジョで知られる美少女ゲームメーカー「イリュージョン」のVR専用コンテンツを開発販売するVRクリエイターブランド「IVR」ブース。IVRは一般向けのVRコンテンツを多数配信予定で、4コンテンツを展示。

 今年の4月1日、エイプリルフールにネタとなった「Vカツ」(表記は異なる)は、エディットしたキャラクターを使ってVTuberになれるアプリ。

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エイプリフールの動画にて登場したイメージキャラクターの世界初のノーパンVTuber「恋野香月」も使用できた

 会場では時間の関係上、用意されたプリセットの中から選らんで「Vカツ」を体験。エディットしたキャラクターは、ここ最近のイリュージョンのゲームで採用されていた、
スクリーンショットで保存し、読み込む機能に対応。プリセットはおそらく、イリュージョンの最新作「コイカツ!」をベースとしているので、「コイカツ!」でつくったキャラクターも読み込めそうだ。

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キャラクターはスクリーンショットから、すばやく読み込める
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エディットしたキャラクターは、服の状態、眉や目、口のパターン、視線や首の向きなどを変えて、スクリーンショットに保存できる


 現地担当によると、「Vカツ」は「コイカツ!」のオプションではなく、R18ではなく一般向けの独立したアプリとして配信する予定とのこと。最終的には、配信機能も搭載するそうだ。

「Vカツ」はVRヘッドセットを被ってプレイ。会場ではOculus Riftを使っていたが、「コイカツ!」とおなじくHTCのVIVEにも対応することだろう。キャラクターはプレイヤーが頭を動かすと同じように動作。

 また、指の動きはOculus Touchによって操作可能。トリガーとグリップボタンから指を離すことで、人差し指や中指を立てることができた。また、
ほかのボタンにより表情やポーズの変更も可能。ただし、ボタン数が限られるため、あまり多くのことはできないという。製品版だと、よく使うポーズを事前にプリセットして切り替えることになりそうだ。

(写真)
片目をつぶったり、泣き顔になったりと、ボタン操作で表情が変わる
(写真)
ポーズも切り替えられる

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