毎年新春に全国各地の神社で行われる「粥占(かゆうら)」神事は、神社によって「よねうら」「筒粥・管粥(つつがゆ、くだがい)」とも呼ばれるが、その名の通り“粥の煮え具合”で農作物の収穫や世相の吉凶、さらに天災の発生を占うものだ。7年前、諏訪大社(長野県)の粥占が東日本大震災の発生を的中させるなど、その精度は高い。では今年、6月18日に発生した大阪北部地震(M6.1)を予言していた神社はあったのだろうか? そして、今年後半も大災害には要注意なのか? ここで改めて、今年1月に報じられた各地の重要な粥占神事の結果を確認しておこう。

■伊太祁曽(いたきそ)神社

1月14日、岐阜県高山市の伊太祁曽神社で行われた「管粥神事」では、なんと今年のスポーツの結果まで占われた。すると平昌冬季オリンピックで、スキージャンプ女子の伊藤有希選手(24)に期待できるという結果が出た。だが、ノーマルヒル予選で伊藤選手は9位となり敗退、残念ながら粥占は外れたということになるだろう。とはいえ、好敵手の高梨沙羅選手がノーマルヒルで銅メダルに輝いた時、伊藤選手は誰よりも先に高梨選手に駆け寄って抱きしめ、一緒に涙を流した。この感動的なシーンは「人を思いやる心はメダル級」などと報道され、ネット上でも「人間性にとても感動した」などと絶賛。メダルは逃したものの、たしかに“期待が持てる”選手となった。

プロ野球では、今年のペナントレースについて、セ・リーグは広島か阪神が好調になると出たが、現時点では広島が1位、阪神は3位となっている。パ・リーグでは西武、ソフトバンク、楽天が好調との結果だったが、現在は西武が1位。ソフトバンクは3位で楽天は最下位。このまま行くと、占い通りに広島と西武が優勝して的中という可能性もあるだろう。

■海童神社

伝統的に2月半ばに粥占を行い、1カ月後の3月半ばに結果を発表する佐賀市の海童神社の「御粥試(おかゆだめし)」では、今年は全体的に赤色が多く、火災が多い「大凶」の年で、緑色も少ないことから雨が少ない年になるという。総評としては、「干ばつまではいかないが、雨が少ない年」とされた。昨年は各地で豪雨による被害が相次いだが、今年は梅雨明け前からすでに猛暑が始まっており、その通りになっていると考えることもできる。もっとも、現時点では列島各地で記録的大雨となっているため、1年を通しての最終的結果はまだわからない。

■諏訪大社

粥占の結果が全国的に話題となる長野県の諏訪大社で1月15日に行われた「筒粥神事」では、五分満点の「三部五厘」となり、今年は「三行半」(みくだりはん)を意味する大凶相となった。実はこれと同じ結果が2011年に出たが、その2カ月後に東日本大震災が発生しているだけあって無視できない。権宮司の総評では「今年前半はよくない。注意が必要」としていたが、その今年前半がもうすぐ終わろうかという6月18日、大阪北部地震が起きて完全的中となった。参考までに、2011年以降の筒粥神事の結果を以下に示しておこう。

・ 2011年 世相:三分五厘 → 東日本大震災
・ 2012年 世相:三分六厘
・ 2013年 世相:三分六厘
・ 2014年 世相:三分七厘
・ 2015年 世相:三分七厘
・ 2016年 世相:三分六厘 → 熊本地震
・ 2017年 世相:三分六厘
・ 2018年 世相:三分五厘 → 大阪北部地震

続く

以下ソース
http://tocana.jp/2018/07/post_17447_entry.html

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