現代人のペニスに異変が起きつつある。なんと“変形ペニス”率が高まっているのだ――。

マイクロプラスチックによる海洋汚染が止まらない。海洋だけでなく我々の身近な水にもマイクロプラスチックが混入しているというからもはや末期的と呼べる事態にまで来ていると言えるだろう。

WHO(世界保健機関)によれば、ボトルウォーターの90%からマイクロプラスチックが発見されているという。また水道水に含まれる化学物質も年々増えてきているということだ。こうした化学物質に妊婦が晒されると、先天異常がある子どもが生まれるリスクが高まるとも言われている。この場合、男児においてはペニスの形態異常である尿道下裂(にょうどうかれつ、Hypospadias)のリスクにつながるのである。

豪メルボルン大学のアンドリュー・パスク准教授とマーク・グリーン医師は、オーストラリア国内でペニスの先天性形態異常を伴って生まれる男児が生まれる確率が2倍になっていることを報告している。そしてこの原因は汚染された水にあるというのである。

この因果関係を証明するため、オーストラリアの研究チームは化学物質に晒されたヒトと動物のデータを研究して、それらが尿道下裂と関係があるのかを調べた。尿道下裂では尿道の出口がペニスの先端ではなく下部にある状態である。

そして研究チームはいくつかの化学物質がこの形態異常の原因になっていることを突き止めたのだ。

尿道下裂を含む先天性形成不全の原因になっているのは、プラスチック製品のポリカーボネートやエポキシ樹脂などの原料であるBPA(ビスフェノールA)と、主に飲料向けの防腐剤として使用されているパラベン(パラオキシ安息香酸エステル)である。パラペンは飲料のほかにも歯磨きペーストにも含まれている。また除草剤に使われるアトラジン(atrazine)も胎児にダメージを与えることが確かめられた。

研究チームはこれらの化学物質を妊娠したマウスの飲料水に添加したところ、出生児が尿道下裂を伴って生まれてくる割合が急激に高まったことを確認した。そして代を重ねるごとに発症率が高まったことを研究者は指摘している。

彼らはこれらの結果を、1950年代から2世代にわたってこれらの化学物質に暴露されたヒトの男性と比較したところ、マウスと同様の結果が導き出された。

「これら化学物質の暴露は、男性にとって生殖問題の最優先課題です」とパスク准教授は、豪紙「Sydney Morning Herald」に話している。

「誰もこの件について話すのをためらっています。多くの場合、両親は自分の子どもに彼らの症状を伝えることに二の足を踏んでいます。もちろん手術で修復できますが、慣れている医師が少ないため外科手術は時として失敗をします。私たちはこれが環境問題に由来するものであることを知っています」(アンドリュー・パスク准教授)

マイクロプラスチックによる水の汚染が続くほどに“変形ペニス”のリスクが高まることになる。海外では外食産業でプラ製ストローを廃止する動きが高まりを見せていることからもわかるように、マイクロプラスチック問題は“待ったなし”の事態を迎えているようだ。

以下ソース
http://tocana.jp/2018/08/post_17759_entry.html

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