元貴乃花親方の引退届を巡って、相撲協会が揺れている。協会は「退職届が正しい。訂正して…」と“手続き論”を振り回していた。「どっちでもいいのでは?」というのが世論の声だが、ここにも“貴憎し”の執念を垣間見ることができた。

「10月1日の臨時理事会で元貴乃花親方の退職と部屋所属力士らの移籍が承認されました。協会が手続きにこだわったのは『証拠』を残したかったからです。元貴乃花親方は代理弁護士を介して引退届を提出しましたが、退職届に訂正させることで、“自らの意志で辞めた”という証にしたいのでしょう」(元力士)

 親方廃業は25日の会見当日朝に決めたという。だが、腑に落ちない点もある。

 元貴乃花部屋の弟子、床山、世話人など約10人は、元小結・隆三杉の千賀ノ浦親方(57)の部屋に転籍することになった。弟子たちの受け入れに関しては「会見前の午前中に千賀ノ浦親方にお願いした」とのことだが、いきなり大所帯になる以上、いくら元・兄弟子でも即答で承諾するなんてあり得ない話だ。

 実は、ここにも“貴イジメ”の実態が隠されていた。

「3年くらい前から、酒の席で千賀ノ浦親方に『辞めたい』と愚痴っていました。最近は『部屋運営にも疲れた、どこかの部屋付き親方になろうかな』とも言い始めたので、千賀ノ浦親方はこうなることを予感していました」(関係者)

 今さらだが、千賀ノ浦親方はもともと貴乃花部屋付きの親方だ。
 初代若乃花の二子山部屋で力士となり、初代貴ノ花の旧二子山部屋にも所属していた。当然、幼少期の貴乃花も知っており、頑固でプライドの高い性格を誰よりも分かっていた。弟子の受け入れ要請に「やっぱり」と思ったそうだ。

「会見翌日の26日、千賀ノ浦親方自らが貴乃花部屋を訪ね、不備のあった弟子たちの転籍届の書類作成を行いました」(取材記者)

 普通なら、貴乃花サイドから訪ねていくものだ。あえて千賀ノ浦親方が足を運んだのは優しさと言えるが、それだけではなかった。

「千賀ノ浦親方から元貴乃花親方に電話し、『今から行く』と伝えました。協会執行部が千賀ノ浦親方に『行って来い』と命令したんですよ」(前出・関係者)

 貴乃花一門と呼ばれた改革グループは、貴ノ岩への暴行事件後の協会との対立劇で惨敗した。「元貴乃花親方を協会理事長に担ぎ上げよう」とした約10人の親方衆は、「全親方の一門所属令」を知り、かつての一門に帰還している。

 千賀ノ浦親方もその1人で、協会の「行って来い」の命令に従ったのは、当分は大人しくしていなければという“保身”の思いもあったようだ。

「日馬富士による貴ノ岩の暴行事件前から、貴乃花親方と協会は色々と小競り合いを続けていました。そういうのが積もり積もって、『辞めたい』の愚痴になったんです」(同)

 千賀ノ浦親方は書類作成後、元貴乃花親方の弟子たちを前に「もう親方じゃないから、2、3日で引っ越しをするように」と通告した。

 この事務的な口調に、元貴乃花親方は協会での孤立感を再認識させられたはずだ。

以下ソース
https://wjn.jp/article/detail/6181171/

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