寒い季節、風呂に入る前は小さく縮こまっていた睾丸が、湯船に浸かって体が温まっていくうちにだらりと弛緩して大きくなるのは、男性諸氏なら誰もが経験していることだろう。

 実はペニスにも同じ現象が起こり、さらには、夜の営みをする際に大きな障害となるかもしれないと、イギリスのタブロイド紙「ミラー」が伝えている。それによると、寒さによりペニスが縮み、タチが悪くなるだけではなく、イキにくくなるのだという。

「気温が低くなると、ペニスの血管が閉じてしまうんです」と話すのは、アダルトグッズを販売するネットショップ「Lovehoney」のアナベル・ナイトさん。「肌寒い季節になると、ペニスの長さが最大で50%、太さも20〜30%減少するとされています」

 ただでさえ自慢できるシロモノではないのに、そんなに縮こまってしまっては、公衆トイレで用を足すことすらできなくなってしまう(とはいえ、周りの男性も同じ状況なわけだが)。

 ナイトさんによると、気温が下がると、体は体内の温度を保つために、手の指先や足のつま先、ペニスなどへの血流を減らし、その分、体の中心部にその血流を回すのだという。寒いと睾丸が縮んで奥に引っ込んでしまうのも、体内の温度を保つためのようだ。

 影響が出るのはペニスの大きさだけではない。寒いとペニスが鈍感になり、刺激に対して反応が鈍くなるというのだ。さらに、オーガズムに達するまでに時間もかかるようになるが、これは肉体的な寒さだけが理由ではなく、肌寒いとセックスの最中に気が散ってしまうからだという。

 寒いとなかなかイカなくなるというのは、早漏に悩む男性にとっては朗報だが、寒さでセックスに集中できなくなってしまうのでは、なんのためにセックスしているのかわからない。

 とはいえ、過大な心配をする必要はない。セックスをする際には部屋を暖かくし、それでも足りないなら上に毛布を一枚かけておけば暖かさを保つことができ、“冬のペニス”問題は起こりにくくなるという。

 さらには、靴下をはいたままセックスするとオーガズムに達しやすくなるという研究結果もあるので(特に女性)、これからの寒い季節、暖かさを保つ工夫をして、夜の営みに励んでいきたいものである。

以下ソース
http://www.cyzo.com/2018/10/post_178209_entry.html

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