官能小説で登場する“官能ワード”をご紹介。ホントの意味をご存知でしたか?今週は「アクメ」の意味をお教えしましょう!

ちょっとほのぼのとした響きもある「アクメ」という言葉。官能小説には、時折、出てきます。

アクメは、性的快感の絶頂を表します。ほかの言葉では、エクスタシー、オーガズム、オルガスムスと言われる状態のこと。今挙げた表現なら、ああ、と思う人も多いでしょう。

通常、あるいは古めの官能小説では、 《彼女は、男の並外れた性戯で、何度も何度もアクメに達した》
というような感じで使われています。そのまま、アクメの部分をエクスタシーやオーガズムに置き換えれば、見慣れた官能小説の表現になると思います。

最近では、《アクメに達する》といったような能動的言葉として使われるより、《アクメ顔》というような形容に使われることが多くなってきました。
アクメ顔というのは、文字通り、絶頂に達した女性の表情。潤んで、紅潮して、とろけるような、あの瞬間の女性の顔は、妖艶で美しいものです。

ちなみに、官能用語的に使う「アクメ」は、フランス語です。英語にも「ACME」という単語があり、こちらも「究極」「極地」という意味です。

どちらも、ギリシャ語で「頂上」という意味のアクメが語源ですが、英語のアクメがエクスタシーの代わりに使われることは、あまりないようです。読みも、アクメと言うよりは、「エイクミ」という発音になります。

来の意味が、高い山の頂といったイメージであるせいか、この「ACME」は、店名などによく使われています。が、店名などに使われるアクメは、ほとんどが英語表記のエイクミです。

エクスタシーという意味での、フランス語官能仕様のアクメではないので、くれぐれも、大人のオモチャ屋さんと間違ったりしないようにしてくださいね。恥ずかしいですから。

以下ソース
http://www.dansen-web.com/article/detail/4610549/

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