睦月影郎『真・フェチ道』

“フェチの大御所”と言っても過言ではない睦月影郎氏が毎回、本当のフェティシズムを熱く語る本コラム。今回は、スカトロとカニバリズムについて考察する。

フェチを語る上で、どうしても避けられない二つがある。それは、スカトロとカニバリズムである。簡単に言えば、食糞と食人だ。やはり究極のフェチというのは最終的にそこへ行きついてしまう気がする。

以前交友のあった、故・沼昭三先生と、人肉事件のS君と三人で会ったことがあった。先生は、食人というのは飢えという状況の中では、生きんがため稀に許されることがあるが、食糞は永遠に変態扱いである、ということを仰ったことがあった。

もちろんここではフェチを語っているので、飢えという極限状況は省かざるを得ない。そしてS君も飢餓状況ではなくフェチ性癖の延長として事件を起こしたのである。私にもそうした衝動はあるが、あくまで妄想。夢物語の中でのみ楽しんでいるだけだ。

だから、いかに妄想が高じようとも、実行するしないというのは大きな壁なのである。してはいけないから妄想が膨らむのだ。もちろん切り取った一部を、元気な彼女本人と一緒に食べる分には良いのではないかと思うが…。

スカトロも、バスルームで仰向けになった胸の上に美女の大の排泄を受けるのは好きだが、食すとなると別物である。出る状況の眺めと彼女の羞恥が目的であり、出たものにはあまり用はないからだ。だから私は、そうした内容を読むのは好きだし妄想もするが、実行となると、多分一生やらないと思うので、結局は良識にとらわれたノーマル人なのであろう。

それでも人の変態行為を聞いても、拒絶反応は起きない。そうしたとき一番良い答えは、「わたしはやらないけど分かる」であろう。スカトロとカニバリズムは、いつも異端であるが、いつの時代でもいる。前者は個人の自由だが、やはり後者は妄想だけにしておいて頂きたいものである。

以下ソース
http://www.dansen-web.com/article/detail/6603245/

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