アメリカでは子どもの性的人身売買は、麻薬と銃につぐ収益を上げており、組織的犯罪の中で最も急成長している「ビジネス」だ。この性的人身売買ビジネスは、高度に組織化されており、非常に収益性が高く、米国だけで年間1兆円近くを売り上げている。
組織犯罪や汚職を追及するジャーナリストのエイミー・ファイン・コリンズ氏は、ギャングにとって薬物や銃を売るよりも、10代の若者たちを売る方が、より儲かり、はるかに安全だと指摘する。
ヘロインや銃は1回しか売ることができないが、若い女の子は1日に10〜15回も売れ、“ポン引き”はその収入の100%を没収するという。検察官のクリシュナ・パテル氏は、「子どもと女性の性的搾取や人身売買は、米国で最悪の犯罪の1つ」だと断言する。パテル氏は、10代前半の子どもと若い女性を安価に売るセックス産業が米国には存在し、売られる子どもや女性は1日50人の男性に1回2800円程度で売られ、そのポン引きはその子ども1人、または女性1人で年間約2000万円近くを稼ぐといわれている。
それを裏付けるように「全米失踪・被搾取児童センター(NCMEC)」のジョン・ライアン氏は、「約80万人の子どもたちが毎年行方不明になっています。それは1日あたり、約2000人の子どもたちが消えているということです」と証言する。そして、毎年米国では、少なくとも10万人の子どもがセックスのために買われ、年間30万人の子どもが人身売買の危険にさらされている。
同様に「USA Today」紙もアメリカでは少なくとも年250万回、子どもがセックスのために買われていると報じている。
警察捜査力の回避と買い手の男性の需要に応えるために、ポン引きとギャングおよび犯罪シンジケートは、性的人身売買を高度に流動的なビジネスに作り上げた。人身売買された女の子、男の子、女性は、常に都市から都市へ、州から州へ、そして国から国へと移動させられている。
例えば、ボルチモア・ワシントン地区には、高速道路の休憩所、バス停、トラックの停車場が点在しているが、そこは知る人ぞ知る児童セックス取引の現場となっているといわれている。
またソーシャルメディアも、人身売買に一役買っている。ギャングとその手先は、MySpace 、Facebook、その他のソーシャルネットワークで“ターゲット”を探している。小中学生が、ソーシャルネットワークのサイトを介して、見知らぬ人と出会い、気が付くと売春組織の奴隷と化しているケースも多い。また、ギャングの手先がショッピングモールや学校付近を徘徊して“ターゲット”を探したり、バス停で声をかけ知り合いになることもあるという。
その他にもスクールバスの中で、女の子から女の子への勧誘が行われるケースや、里親に引き取られた児童、家庭に居られない子どもたちのシェルターも、人身売買業者の主なターゲットになっているようだ。
しかし、いったい誰が子どもとのセックスを買うのだろうか? それはごくありふれた人たちだと、ジャーナリストのティム・スウェンスン氏は語る。
「その男たちはあなたの同僚、医者、牧師または配偶者である可能性がある」と、1年以上かけてアメリカの性取引の調査を行ったスウェンスン氏は述べる。セックス目的で子どもを買う男性は、多くの場合、結婚していて子どももいる“普通の男性”であるという。
続く
以下ソース
https://tocana.jp/2019/05/post_96111_entry.html
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