候補作発表を受け、古市氏が出演する同日の『とくダネ!』(フジテレビ系)では、あっさり触れられるにとどまった。前回は騒ぎすぎた反省を踏まえてのものとも言われる。だが、依然として「古市受賞シフト」が見える。ネット上でも「絶対古市に獲らせたいオーラがビンビン感じる」「女性作家の誰かとのW賞狙い?」といった声が聞かれる。
「やはり、古市氏はもともと知名度が圧倒的にある人物ですから、いざ受賞となれば話題性は十分であり、その狙いがあるでしょう。文学賞はあくまでも『本を売るため』の目的がありますからね。もちろん、いざ受賞となれば、作品のドラマ化、映画化などのメディアミックスも期待できます」(業界関係者)
当の古市氏はといえば、発表後のツイッターでは、出演する『とくダネ!』を宣伝するのみ。発表前日には「6月27日頃に発売する『百の夜は跳ねて』の表紙が公開されていました。実は、一年に単著を2冊以上出すのは初めて。『誰の味方でもありません』も引き続きよろしくお願いします(本当に)」と綴っている。この時点で、本人は候補作に入った話は把握していたと見られ、それなりに意識はしていたとも言えそうだ。
「前回のノミネート作品『平成くん、さようなら』は、老人の安楽死などがテーマであり、作品の宣伝を兼ねた『文學界』(文藝春秋)における落合陽一氏との対談がネット炎上を招いてしまいました。今回の作品は、純文学の伝統的な老舗ともいえる新潮社からの発行です。前回よりは本気度は高いのではないでしょうか」(前出・同)
果たして、結果はどう出るのか。引き続き注目して行きたい。
以下ソース
https://npn.co.jp/article/detail/88603346/
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