最近の研究では、「くん煙タイプの蚊の駆除剤に使われる神経剤が原因の可能性が高い」(「AFP」(9月20日付))ことをカナダの「脳修復センター」の研究チームが発表したが、これは被害を訴えたカナダ人外交官を対象とした研究であり、彼らには耳鳴りや震えといった症状が見られなかったと付け加えている。つまり、駆除剤では米国人らが訴えた症状を十分に説明できないのだ。
では、他の方法は何があるのだろうか? 米国防ニュース「National Defense」(2018年9月6日付)によると、ペンタゴンのアドバイザーを務めたこともある、米ジョージタウン大学病院のジェームズ・ジョルダーノ博士は“神経兵器”の可能性に言及しているという。電気を使った神経兵器は大量破壊兵器ではないが、個人の体内の細胞を混乱させる能力はあるとのことだ。
さらに、被害者を診察したマイケル・ホッファー医師は、「被害者らは標的にされたのだと今でも信じています」「彼らは屋内を歩くと、ビームのようなものに尾行され、正面玄関を開くと、消えてしまうと言っていました」と証言している。奇妙なことに症状を訴えた被害者と同じビルにいた他の10人は全く症状が見られなかったという。カナダの研究が結論したように駆除剤が原因であれば、全員に同じ症状が見られるべきだろう。
ジョルダーノ博士は、耳鳴りや震えといった症状も神経兵器で説明できるとする。神経兵器は空洞現象を引き起こすことで空気の“泡”のようなものを発生させ、それが内耳の外リンパ管の通路である蝸牛水管を通って脳に衝撃を与えるというのだ。具体的には次の3つの可能性があるという。
・超音波(可能性:高)
・電磁パルス(可能性:高)
・マイクロ波(可能性:低)
こうした神経兵器の存在は以前から器具されており、ジョルダーノ博士は2011年の論文でその危険を指摘していた。
「神経科学、神経テクノロジーの発展により、安全保障、諜報、国防の文脈でそうしたものが兵器化される道筋を議論する必要がある」(同論文より)
2018年5月には、中国広東省広州市の米総領事館職員もキューバの職員と同じような症状を訴えた。集団ヒステリーが原因だとする専門家もいるが、被害者の多くが「異常な音と圧力」による不快感を訴えていることから、やはりジョルダーノ博士が指摘する神経兵器が使用された可能性を排除すべきではないだろう。
次なる被害者が出る前に、一刻も早い原因究明が待たれる。
以下ソース
https://tocana.jp/2019/09/post_114826_entry.html
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