いつの時代にも、おかしなことにのめり込む人というのはいるもので、そうした人々が日々垣間見せる言動は、多くの場合において、周囲からなかなか理解され難いものであり、それが思わぬ騒動を巻き起こすことも珍しくないようだ。
「私もまだ子供の頃だったものだから、あまりよくはわからなかったけれども、後になってみると、やっぱりおかしなこと、たくさんあったんだよなあ」
かつて北関東のとある地域で暗躍していたという、“謎の男たち一行”についてそう語りはじめたのは、当地で少年時代を過ごしたという荒牧義雄さん(仮名・81)。荒牧さんの話によると、今から約70数年前の1940年代後半、当地には、「お菓子のおじさん」と呼ばれる謎の中年男性が出没したのだという。なんでも、彼は常に何人かの少年たちを従えており、そんな彼らに連れていかれる形で、その「お菓子のおじさん」の元へと出向くと、当時はまだまだ貴重だった外国製の珍しい菓子などがもらえると、当地の子供たちの間で、ちょっとした噂になっていたのだそうだ。
「そりゃあもう、当時はね、甘い物というだけで、ほとんどの子供たちはヨダレが出るほどだったからね。それも舶来菓子をもらえるだなんて聞いたら、ひょいひょいとついていったものだよ。ん? その人(※お菓子のおじさん)についてはよく知らないけども、もともと大富豪だった親の遺産を相続して、近くの街に住んでる大金持ちだっていうふうに聞いていたよ」
荒牧さんらが住む町に、その“手下”ともいうべき少年たちを引き連れて、しばしばフラリと現れたというその「お菓子のおじさん」。彼ら一行は、荒牧さんら地元の子供たちが遊ぶ広場などに現れては、少しの間、お菓子を子供たちに与えていたという。しかし実はこの「お菓子のおじさん」、今でいうところの「少年たちへのいたずら」を目的とした性犯罪者であったと考えられるのだ。
「……広っぱなんかでお菓子をもらうでしょ。するとね、そのおじさんが何人かの子に声をかけて、家に来ないかと誘うわけ。家にくれば、もっと美味しいお菓子やおもちゃがあるからって。けど、ついていっちゃうとね、もう戻って来れないっていう噂があったのよ。だから私らなんかは、最初にもらえる小さいお菓子だの、綺麗な絵のカードなんかだけもらって、それ以上は欲をかかずにね、おとなしく家に帰ったもんなんだよ。まあ、実際のところはわからないんだけれども、たしかに今思い返してみると、そのおじさんが来るたびに、その後で、何人かの子が広っぱに来なくなったっていう記憶があるね」
今では当時のことを知る人も少なくなったとあって、この「お菓子のおじさん」をめぐる疑惑については、その真相を探る術もなく、もしかすると、彼自身、恵まれない子供たちにお菓子を振る舞うだけの“あしながおじさん”的な存在であった可能性も否定できないが、米国では「キャンディマン」の別名で知られる大量殺人鬼、ディーン・コールによって、30人近い少年が殺害された事例もあるだけに、なんとも気がかりなところである。
以下ソース
https://tocana.jp/2019/10/post_112934_entry.html
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