いつでもどこでも性行為をさせてくれる女性というのは、いつの時代も、その地域ごとに半ば都市伝説的に伝えられ、噂が広まるものであるが、そうしたいわゆる“サセ子”を、地域のコミュニティで囲い、村の男性たちに提供していたという事例が、かつての日本には存在していたようだ。
「そうね、たしかにそういう女はいたにはいたよ。もっとも、今じゃ時代もあって、そういう女はいなくなってしまったけれどもね」
かつて北関東のとある地域で“活躍”していたという“サセ子”の存在についてそう語りはじめたのは、当地で生まれ育ち、数年前にトマト農家を引退したという元農業・片山六助さん(仮名・84)。片山さんの話によれば、彼の生まれ育った集落では、何らかの事情で自身の性生活がなかなか満たせない男性に対して、村全体で養っていた女性に、そうした行為をやらせていた時期があるのだという。
「まあ、昔はなかなか嫁が来なかったり、戦争で体が不自由になったりして、そういうことがままならないという男も結構いてね。要はそういう男らをね、そのまま放っておくと、ろくなことになりゃしないものだからさ、村の人間がお金を出し合ってね、元女郎だの夜鷹だのっていう女を囲ってさ、男たちにあてがっていたというわけ」
今でも高齢者や障碍を負った男性に対して、その性処理を専門とするサービスが少なからず存在しているが、そうした行為を行う女性を、村全体として囲っていたというのは、全国的に見ても極めて極めて珍しいケースだ。無論、基本的に彼女たちは「プロ」であるため、訪れる男性たちを日々、満足させていたというが、そんな彼女たちが、いつまでも一人でそうした役割を担い続けられるわけではなく、また、時代が下るにつれて、コンスタントにその“交代要員”を用意できなくなったことから、いつしか当地におけるこうした制度はひっそりとその姿を消すこととなったのだという。
「まあ、自分も若い頃はそれほど何も思いやしなかったけれどもね、この歳になって女房にも先立たれて、本音を言えば、こんな年寄りでもさ、いろいろと寂しいわけ。きっと自分のような人間は世の中にはたくさんいるだろうからさ、またああいう制度が復活してくれるとよいんだけどなあ」
無論、それがある種の“もぐりの性風俗”である以上、片山さんらが望む“復活”の実現は極めて難しいとは思うが、彼の言うように、現代でもそれ相応の需要はあると思われるだけに、なんとも考えさせられる内容である。
以下ソース
https://tocana.jp/2019/10/post_112933_entry.html
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