地元メディア「浙江新聞」(8月23日付)によると、7歳の女児ダンダン(仮名)は体の異常を訴え、中国浙江省寧波市にある病院の小児科の診療を受けたという。その数日前、一緒に入浴した母親が娘の胸がやや膨らんでいるのに気づき、触ってみるとしこりのようなものもあったので、心配して病院に連れてきたのである。
医師の診察により、ダンダンの骨格がすでに10歳程度まで成長しており、卵巣も発達していることが判明し、彼女は「思春期早発症」と診断された。この病気は、通常女児なら10歳ごろから起こるはずの思春期兆候(乳房の発育や陰毛の発生、初潮など)が2〜3年早く起きてしまうものである。
家族によると、ダンダンの背はこの一年で10センチ近く伸びており、その身長は同級生よりずっと高く、皆純粋に彼女の成長の早さを喜んでいた。しかし、これはまさにこの病気に特徴的な症状で、今後あまり身長は伸びず、150センチにも満たない小柄な体格になるだろう……というのが医師の見立てであった。
気になるのは思春期早発症の原因であるが、中国というと、やはりまずは食品の汚染が気になるところである。実際、医師によるとホルモンを注射した可能性のある食肉や、サプリメント等による過度のタンパク質摂取が原因となることもあるようだ。しかし、ダンダンの母は子供の成長への影響を考え、揚げ物やソフトドリンク、サプリメントの類を摂取しないように気を付けていたそうだ。
現在のところ、原因として考えられているのは、ダンダンが寝るときに明かりをつけていたことである。彼女は4歳の時から一人部屋で寝ていたが、よほど暗闇が怖いのか、就寝中もずっと明かりをつけたままだったというのである。それも常夜灯のようなほのかな明かりではなかったようで、彼女は3年以上、昼間と変わらないような明かりの中で眠っていたようなのだ。
人間は夜間、暗い場所にいると体内で眠気をいざなうメラトニンというホルモンを分泌する。メラトニンは明るい光で分泌が抑制されることが知られており、寝る前のスマートフォンやPCの強い光がこのホルモンの分泌を抑制し、不眠や睡眠障害にもつながっていると指摘されている。
メラトニンの分泌のピークは7歳と言われ、子供は夜暗い所にいるとメラトニンを大量に産出するため、長時間ぐっすりと眠ることができるといわれる。また、メラトニンは子供の二次性徴に関わる性腺刺激ホルモンを抑制する働きを持っているのだが、ダンダンの場合、ずっと明るいところで寝ていたためにメラトニンの分泌量が減少、その結果として性腺刺激ホルモンが増加し、思春期早発症につながったのではないかとみられている。
残念なことに、診察の時点でダンダンの症状はすでにかなり進行しており、治療ができる時期は過ぎているとのことだ。子供が暗闇を怖がるのはよくあることで、最近はLEDの普及で電気代も安いこともあり、ついつい部屋の電気をつけっぱなしのまま寝てしまった……ということは子育て中にはありがちなことかもしれない。しかし、一日二日ならともかく、子供の健康のためにもやはり夜は暗くして、点すとしても常夜灯程度のほのかな明るさで寝るべきなのだろう。
以下ソース
https://tocana.jp/2019/10/post_117630_entry.html
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