まず、何らかのボランティア組織に入る場合は、指定された役割の範囲を踏み越えないという大原則を常に心がけておきましょう。自分を含めて人は万能ではありません。「何かをしたい、役に立ちたい」と思う気持ちが先走りすぎて、自分の考える支援スタイルを押し付けてはいけません。自分の体力などを含めて自信がない場合は、現地に赴かなくてもできる支援はたくさんあります。
また、組織的なボランティアではなく、たとえば同じ会社の被災地を支援する、復旧を手伝いに行くというようなこともあるでしょう。そういった場合は、とにかく「求められていることをする」という気持ちが大切です。「自分ができることをする」というのはもちろん大切ですが、「自分はこれが得意だから」と張り切りすぎず、求められている支援の範囲の中で、自分ができることを周囲と協力しながらやるのです。
また、もし被災した方がその時の状況を話し始めたらそっと聞いてあげてください。何を伝えたいのかあなたがまとめたり、結論を出したりする必要はありません。あなたがカウンセリングなどの専門家でない限り、「全部話してしまえ」などと促すこともしてはなりません。外傷体験や喪失に関する詳細を聞き出す必要はなく、すべての人が自分の体験を話したがっているわけではないということも覚えておいてください。
同時に「何とかしなきゃ!」と思うと、自分の非力さに焦り、不正確な情報や自分の臆測を、まるで本当のことのように話してしまうこともありますが、自分の思いや考えと、真実とをごちゃまぜにしてしまわないように気を付けたいですね。穏やかな態度でそばにいることそのものが、安心感と落ち着きを提供します。
もちろん、支援するあなた自身の情緒や体の反応にも注意を払ってください。あくまでボランティアを行うときは被災している人の負担にならない共感的な態度で、求められていることを行う気持ちを大切にしていただければと思います。
以下ソース
https://www.tokyo-sports.co.jp/social/health/1594806/
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