富山県立山市。黒部渓谷や黒部ダム、冬になると雪の壁の間を抜けていくアルペンルートなどの人気で賑わう立山の入り口に、一軒のコンビニエンスストア。
バスツアーなどでは当然寄ることのできない、この店があまりに強烈なコンビニエンスストアなのです。
全国にはその地方にしか展開していない「ローカルコンビニ」がいくつもあります。北海道ならセイコーマートは全国的にもその名が知られており、スリーエフも南関東を中心に比較的知られています。
そんな中、日本中で富山にたった1店舗だけの、家族経営のコンビニエンスストア『立山サンダーバード』。
都会のコンビニよりは若干寂れた風情で、明らかにチェーン店ではないことは伝わります。 目の前は、富山市内から黒部へ向かうメインの通りのため、片側一車線の道をひっきりなしに観光バスや車が通過していきますが、ここに停まるものはあまり多くありません。
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店内に入るとまず右手にアイスクリームのケース。下段には間違いなくアイスが入っているのですが、上段に目をやると通常のコンビニでは絶対に見かけないものが冷凍されています。
富山名物の昆布じめです。昆布で締めるものと言ったら白身の魚などが普通ですが、サンダーバードではクマやイノシシなどのジビエ肉までも昆布締めにしてしまいます。しかもその種類は驚くことに80種類以上! 日本海に開いた富山湾と、天を衝くような立山連峰を有する、富山県の両方の魅力を同時に味わえます。
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奥に入ると、コンビニなのに缶バッヂやTシャツなどのオリジナルグッズまで販売されています。
立山に生息する雷鳥をモチーフにしたイラストは、この店の息子さんのデザイン。家族とローカルの香りをふんだんに感じられます。田舎のコンビニといえば、品揃えに難がある店舗も少なくありませんが、こちらの自慢は個人経営のレベルをはるかに超えた品揃えです。
まずはサンドウィッチを見て行きましょう。
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ずらりと並んだサンドウィッチには、定番のカツサンドやタマゴサンドから、富山名物白えびのカツを挟んだものも。それだけで終わらないのがサンダーバードです。
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なんと、アポロ・きのこの山・たけのこの里を生クリームとともに挟んだスイーツ系も充実。中でも私が興味をそそられ実際に食べたのが「サンドウィッチ餃子セットB」言葉だけでは理解できませんが、そのビジュアルで納得。
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確かに、パンの間に餃子とチャーハンが挟まって、その名の通りになっています。初体験ですが、以外にもこれが美味い! 登山客が多いので、箸などを使わず片手で食べられるものを提供しているとのこと。他にも、おでんサンドなどもあり、一度の来訪では満喫しきれません。
同じく、片手で食べられるメニューおにぎりも、ものすごい充実っぷり。
定番の昆布や梅干しはもちろん、ここへ来たら絶対に食べて欲しいのが、クマやイノシシからサメまである珍おにぎりの数々。
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手書きの「くま」という文字と、機械では出せない手作りの丸みがここの家族の人柄まで感じさせます。
処理を誤ると、固く臭くなると言われるクマの肉ですが、臭みは全くなく甘めの味付けはとても私好みでした。それでいてジビエらしい肉の歯ごたえも感じられ、大満足の一品です。
続く
以下ソース
https://tablo.jp/archives/16025
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