3人の女性に対するわいせつ事件で起訴されているナンパ講座「リアルナンパアカデミー(RNA)」の塾長、渡部泰介被告(43)の準強制性交等罪などの裁判で、塾長の被告人質問があった。女性たちは被害者ではなく、ノリ気だったとの主張が飛び出たが…。

 女性3人に対する準強制性交等罪などに問われた渡部被告の第14回公判が11日、東京地裁(家令和典裁判長)であり、弁護側の被告人質問が実施された。

 被害者Aさん事件(2017年11月12日発生)、Bさん事件(18年3月10日)、Cさん事件(18年3月2日)で共通するのは、渡部被告が塾生とナンパして酒を飲ませて性交した事実。いずれも事実は認めるも「(準強制性交等罪の要件となる)抗拒不能にさせていないし、抗拒不能だったという認識もない」と犯意は否定する。

 Aさんは東京・新宿の歌舞伎町でナンパし、ラブホテルで犯行に及んだ。「翌朝から仕事なのに終電を逃してついてきたし、私に腕を回してきた」と合意ありだと主張する。トイレで寝込んでいるところを渡部被告からベッドに引きずられていったとのAさんの法廷証言を否定。「キスすると舌を絡めてきた」などと述べた。

 続いて六本木のクラブでナンパしたBさん事件。渡部被告はBさんも性交に積極的だったとの証言を重ねた。クラブの中で「ソープランドで働いているという下ネタを言ってきた」というBさんと互いに胸や腹を触り合ったと話す。RNA運営のヤリ部屋「新宿ハウス」に移動した後も、Bさんは「ここはヤリ部屋だな」と口にしていたという。酒も飲んでいたが、音楽に合わせて踊ったり、渡部被告がスマホで撮影すると「絶対かわいく撮ってね」などとノッてきた…などなど。

 寝室で2人きりになると「エッチしたい」と言ってきたのはBさんの方からだそうだ。「Bさんの性器に触ると大きなあえぎ声を出す」。射精後もBさんから覆いかぶさってきて「エッチしたい」とさらに要求されたうえ「自慰行為も始めていた」…。自身の潔白を示すのに必死なようだが、Bさんをおとしめようとする証言をすればするほど、裁判長は「聞くに堪えない」という表情で眉間にしわを寄せた。

 最後は大阪のクラブでナンパしたCさんの事件。同じくRNA運営の「大阪ハウス」に連れ込んで、性行為に持ち込もうとしたが、寝室の照明をつけることをCさんから拒否されて勃起できなかったという。「体の輪郭しか見えない。興奮しない状態での性行為」では「勃起できず、性器を当てるしかできない」。RNAではナンパの進捗をグループLINEで報告し合っていて、渡部被告は「『チョン即』だったが、『即扱い』にして『即』と送った」と説明する。

 ナンパ用語で「即」は、会った初日に性行為をすること。「チョン即」は「男の性器を女の性器にチョンと付けること」らしい。

「RNAの塾長としての立場もあるので『チョン即』を『即』としてしまうこともあった。お酒を飲んだり、年齢的なことで勃起できないこともあったので、(チョン即申告は)何度かありました」。その後、時間を置いて再度の性交に挑んだという。手で勃起させてもらうと、萎える前にゴムを付けて「すぐ正常位で挿入してから部屋の明かりをつけた。あえぎながらまぶしいと嫌がっていた。射精して明かりを消した」。

 時間いっぱいに主張を詰め込もうとして早口で話す渡部被告に対し、裁判長が「一方的にまくしたてても分からない」といさめる場面が冒頭であった。性交はどれも正常位で2〜3分だという。「チョン即」など、ばかばかしいにもほどがある。証言を聞いていると、RNAのナンパのどこに楽しさがあるのか理解に苦しむ。次回は検察側の反対尋問が予定されている。

以下ソース
https://www.tokyo-sports.co.jp/social/incident/1618128/

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