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 どう考えても、「別に」というレベルで済むことは無さそうだ。

 女優の沢尻エリカが16日、合成麻薬MDMAの所持容疑で逮捕され、芸能界は騒然。関係者が対応に追われている。

 10代前半にデビューし、2005年に映画『パッチギ!』で数々の賞を受賞。そんな沢尻の1度目の挫折が、「別に」発言だった。舞台挨拶でマスコミの質問に対し、不機嫌極まりない対応をして批判が殺到。その高飛車な態度から“エリカ様”とも呼ばれ、数年間仕事を失うも、近年ではすっかり売れっ子女優に返り咲いていたが、薬物使用がバレてしまえばジ・エンドだ。キー局関係者がいう。

「一度は消えた沢尻エリカが復活できたのは、“気難しくて傲慢なオンナ”というキャラが唯一無二だったからです。しかし世間がそれを許すのは、演技であることが前提。プライベートでも麻薬をガンガンやっていたとなれば、ただの社会不適合者です。特に被害が大きいのがNHKで、来年の大河ドラマはもちろん、BSの人気番組『アナザーストーリーズ運命の分岐点』も隠れた人気コンテンツでしたから、局員のショックは大きいでしょう」(キー局関係者)

 こうなると、にわかに興味が沸くのは、沢尻がどうやって賠償金を捻出するかだ。女性芸能誌の記者はいう。

「すでに10話以上撮影が終わっている大河だけでも、賠償金は億単位。出稿量が莫大な『indeed』のCMも始まったばかりでしたから、賠償額は2億や3億では収まりません。ここ数年、沢尻のCMのギャラは4,000万〜5,000万円程度でしたから、年収は1億円を下らなかったでしょうが、常識的に考えて、クラブ通いを続け、麻薬をやっていたような人間に蓄えがあるはずはありません」

 捨てる神あれば拾う神あり。そこで浮上するのは、アダルトビデオ業界だ。

 かつて覚醒剤で逮捕された小向美奈子を口説き落とし、発売にこぎつけたAVメーカーは20万枚以上を売り上げ、これにより小向は2億円近くを手にしたと言われています。沢尻はすでに映画でヌードを披露しており、女優度胸は満点。5本、10本単位の契約で、賠償金を一気に払えてしまうような額の提示もある。釈放後の経済状況を考えると、沢尻のAV出演は現実味ある選択です」(AVメーカーのプロデューサー)

 沢尻は取り調べに素直に応じ、MDMAが自分の物であることや、他の違法薬物も使用していたこと、さらに10年以上前から違法薬物を使用していたことなどを供述しているという。こうなるとまさに筋金入りのジャンキーだが、裁判ではどのような判決が下されるのか。

「世間一般では、自分から正直に罪を話せば、罪は軽くなるという印象があるかもしれませんが、これだけ長きにわたって違法薬物を使っていたとなると、裁判官は『法律を守るという意識が薄い』と認識しますから、罪の軽減は期待できません。通常なら違法薬物の裁判は、初犯なら懲役6月、執行猶予3年が相場ですが、注目度の高い有名人の裁判は、判決が厳しくなる傾向があります。清原和博が懲役2年6月、執行猶予4年でしたから、沢尻もそのあたりの判決が予想されます」(社会部記者)

 大河出演が決定した際には、「自分の集大成に」と語ったものの、それを自ら捨てた沢尻。金策の為に、別の形で“集大成”を披露することになるのだろうか。

以下ソース
https://www.cyzo.com/2019/11/post_222680_entry.html

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