日米韓の協力の象徴であった日韓のGSOMIA(軍事情報包括保護協定)が韓国側の一方的な破棄通告で失効するとみられた中、土壇場で回避された背景に何があったのか? いまだ韓国側は「GSOMIAをいつでも終了させられる」と強気の姿勢を見せているが、専門家は文在寅政権がレームダックに突入したとして、今後の展開を予想した。

 23日午前0時の失効はもはや避けられないとの見方が大勢だった中、土壇場の22日夕に韓国側が「いつでも失効可能という前提で破棄通告の効力を停止する」とGSOMIA維持を決めたと発表した。

 日米韓の軍事的連携も亀裂が入ることはなくなったが、これまで強硬な姿勢を取っていた文在寅大統領の振る舞いは何だったのか。韓国事情に詳しい文筆人の但馬オサム氏はこう語る。

「ギリギリのタイミングでのGSOMIA維持の発表から察するに、米の圧力がもはや恫喝にも等しいものだったということでしょう。文在寅は『押したら引く』『泣けばアメ玉をくれる』と日本を見くびっていたところがある。GSOMIA破棄をちらつかせば、輸出管理強化もホワイト国解除も引っ込めると思っていたハズ。結局、振り上げた拳をおろすこともできず、怒り心頭の米の仲介も得ることができず自滅したのです」

 韓国はこれまで、GSOMIA破棄撤回には、日本の輸出管理強化の見直しを条件に挙げてきた。日本は7月、半導体などの原材料になる「レジスト」「フッ化水素」「フッ化ポリイミド」の韓国への輸出管理を強化した。

 これらの原材料は核兵器やサリン、VXガスの製造に転用でき、日米としては本当に韓国が半導体製造だけに使っているかという疑問があったからだ。

 韓国としては、日本が不当な輸出管理強化で貿易戦争を仕掛けてきたので、その報復措置としてやむなく「GSOMIA破棄をせざるを得なかった」という理屈で反抗してきた。しかし、輸出管理強化は背後にトランプ大統領の影もチラついていた。結局、韓国は輸出管理強化を巡り、世界貿易機関(WTO)への提訴の中断も日本に伝えてきた。

 文大統領にとって、ギリギリの破棄撤回はいよいよレームダックの始まりとなる。

「日本とのチキンレースでの敗北は、国内での求心力をますます弱めることになり、反文在寅勢力を勢いづかせることになります。頼みの金正恩・北朝鮮からは無能、敗北主義、日和見主義と非難を浴びることでしょう。かといって、日米との関係が急激に改善されるわけがない。むしろ、今回の敗北宣言で、駐韓米軍の駐留費5倍負担をのまざるを得なくなりました。何よりも、日本に屈服した最初の大韓民国大統領という烙印を背負うことになるんです」(但馬氏)

 レームダックで任期を終えた歴代の韓国大統領の晩節は逮捕、自殺、暗殺…悲惨この上ない。

「文在寅に残された道は2つ。このまま野に下るか、あるいは独裁を強め恐怖政治で国民の口を封じるか。前者の場合、彼は歴代大統領と同じく監獄の人となるでしょう。後者を選べば、米をはじめ国際社会は黙っていないし、ますます孤立化を深めるでしょう」(同)

 さらに、第3の道がある。「可能性は低いと思いますが、強引な赤化統一。でも、その場合は恐らく、彼は粛清されるでしょうね。金正恩からすれば、文在寅は用済みの男ですし、何より将来の政敵になりそうな男を生かしておくわけがない。金正恩の祖父である金日成だって、権力の座を固めるまでは、かなりの数の同志を誅殺してきたのですから」(同)

 つまり、どう転ぼうと、文大統領の命運はすでに尽きたということだ。

以下ソース
https://www.tokyo-sports.co.jp/social/politics/1632285/

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