絶対に負けられない闘いがそこにある。10月に東日本を襲った台風19号の影響で、タワーマンションが林立する神奈川県川崎市の武蔵小杉エリアが浸水した問題で、被災住民らが立ち上がった。市に過失があったとして、責任を認めるよう訴え出たのだ。

 武蔵小杉駅周辺は、多摩川から離れているものの街中は水浸しとなった。市内では中原区、高津区、多摩区の計約92ヘクタールが浸水。住宅約2500戸で半壊や床上浸水したほか、駅前のタワマンは地下の電気設備が浸水し、停電。トイレやエレベーターが使えない被害となった。

 これは多摩川に通じる排水管のゲートを閉めなかったことで、増水した川から水が逆流したためだ。同地域は生活排水と雨水を同じ排水管で流す合流式だったため、街に浸水した水が汚水混じりだったことが、被災住民に追い打ちをかけた。

 5日、市長宛てに第三者委員会による検証と、賠償を求める要望書を提出した柳沢芳信さんは、市役所で会見し「なるべく訴訟は起こしたくないが、市の対応を見極める。まずは非を認めてほしい」と話した。

「榊マンション市場研究所」主宰の榊淳司氏は「被災したタワマンの1棟は、いまだに完全復旧しておらず、保険でも全額をカバーしきれない。今回、住民側の動きが興味深いのは、責任をどこにもっていくか。デベロッパーが悪いとなれば構造に欠陥があったとなるが、市が悪いとなれば資産価値の下落にも歯止めがかかる」と指摘する。

 この10年で武蔵小杉の地価は高騰していたが、今回の浸水被害で街のイメージはガタ落ち。水面下では投げ売りにも近い売買も成立しているという。

 市側はこれまでの住民説明会でゲートの開閉は「適切な判断」と説明している。「川崎市側は非を認めれば、すべての被害を補償しなくてはならなくなる。最終的には訴訟になるでしょう」(榊氏)

 長い闘いになりそうだ。

以下ソース
https://www.tokyo-sports.co.jp/social/incident/1651863/

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