山口敏太郎『UMA図鑑』

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森で撮影された奇妙な未確認生物

 海外発の、ある興味深い未確認生物の写真が存在している。

 古めかしい白黒の画像で森の中へ続く道の様子を写した写真なのだが、枝が重なり合っている上部に謎の奇妙な黒い影が写っている。黒い人魂のようにも見えるが、頭と体の部分で大きく分かれており、またカニの腹部のような部分と節のある足、ないしは触角のようなものも確認できる。

 果たして、この生物は何なのだろうか。一応、この画像へのキャプションには「樹上に巨大なカイアシ類が写っている」となっているが、いつどこで撮影されたものなのかは分かっていない。

 これは海外のUMA関連サイトで紹介されたもので、サイトの管理者が森にビッグフットを探しに行った際に撮影した画像に写り込んでいたものなのだそうだが、現代の写真にしては白黒であったり、撮影した日時の詳細が明かされていないなど、奇妙な点が多いものとなっている。

 主張に基づいて、この生物に呼称を付けるならば「空飛ぶ巨大カイアシ類」とでもなるのかもしれないが、このタイプの節足動物が人間に気づかれないほど素早く飛行するというのは考えにくい。

 例えば一時期スカイフィッシュが話題になった時は、正体は高速で飛行する未知の節足動物なのではないかと言われていた。しかし、後にモーションブラー現象で説明がつくことが判明している。

 そもそも、未確認生物の世界で巨大な節足動物というものの報告例は少ない。この写真を掲載しているUMA関連サイトも、この点については異を唱えており、地上から海中まで世界中には数多くの節足動物が存在し、中には巨大な体を持つものも存在している。

 さすがにメートル単位の巨大な生物は難しいかもしれないが、大人の手のひらサイズ、ないしはそれを超える数十センチ程度の未確認の節足動物が存在している可能性は捨てきれない……というのだ。

 他にも画像を精査してみると、画像の潰れ具合などが背景と生物で違っているなどの点から、単純に普通の森の光景とひっくり返したカブトエビなどの生物の写真を合成し、白黒にして、画像を多少粗く編集したものではないかと思われる。

 ちなみにこの写真は日本国内で「謎の生物の写真」として紹介されることもあり、そこではより画質が悪かったり左右が反転しているものも存在している。興味のある人は画像を詳しく調べてみるのも面白いかもしれない。

以下ソース
https://www.tokyo-sports.co.jp/column/yamaguchi/1694070/

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