覚せい剤取締法違反(所持)と医薬品医療機器法(旧薬事法)違反の疑いで逮捕された歌手・槇原敬之容疑者。1999年以来2度目の逮捕となる。

 「前回は覚せい剤とMDMAを所持して逮捕され、懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決を受けています。逮捕されたのは1999年8月で、2000年11月にはニューアルバムをリリースし、活動を再開させています。活動休止期間は短めだったのですが、復帰直後は薬物のイメージも強く、すぐにそれまでと同じように活動できたわけではありません」(音楽事務所関係者)

 槇原敬之が再び音楽シーンに名を轟かせるきっかけとなったのが、2003年にSMAPに提供した「世界に一つだけの花」の大ヒットだった。

「『世界に〜』がヒットしたおかげで、槇原は完全に覚せい剤逮捕のイメージを払拭することになりました。他のアーティストへの楽曲提供も増え、番組のテーマソングを手掛けることも多かった。『世界に〜』は教科書にも載りましたしね。これはイメージがいいシンガーソングライターだからこそのことです」(同)

 槇原のイメージ回復の裏には、当時SMAPのチーフマネジャーだった元ジャニーズ事務所の飯島三智氏の存在が大きかったともいわれている。

「当時のSMAPは芸能界のトップに君臨するグループで、飯島さんの手腕もあり、多くのメディアを掌握していたと言っても過言ではない。飯島さんが右を向けば、メディア全体が右を向くような時期でした。そして、SMAPの楽曲制作者の人選について飯島さんが強い権限を持っていて、槇原を選んだのも飯島さんだと言われています。飯島さんがいなかったら『世界に〜』は生まれなかったし、槇原の復活もなかったということです」(同)

 さらに、槇原の逮捕歴について、メディアからSMAPサイドへの配慮もあったという。

「実は、あの頃のメディアが槇原の逮捕について触れることはほとんどありませんでした。SMAPの名曲を作った槇原が前科者だとSMAPのイメージも悪くなるということで、槇原の逮捕ネタは実質的に“タブー”化。もちろん有罪判決を受けて罪を償っているので、わざわざ触れる必要がないということもあるんですが、それ以上にメディアからSMAPへの“忖度”という色合いも強かった。飯島さんがメディアに対して、“マッキーの逮捕ネタはNGね”という圧をかけたことはないものの、飯島さんの豪腕を恐れるあまり、多くのメディアが逮捕ネタを避けていました」(同)

 槇原は今年1月にリリースされた木村拓哉のソロアルバム『Go with the Flow』にも1曲提供している。

「もしも木村拓哉のスタッフとして飯島さんが残っていたら、あるいは少なくともSMAPが解散していなかったら……。槇原も、SMAPと飯島さんに迷惑をかけたくないと、薬物に手を出すこともなかったかもしれない。また、SMAPが健在なら、少なくとも槇原の楽曲を取り巻く状況は変わっていたような気はしますね」(芸能プロダクション関係者)

 槇原の逮捕によって、期せずしてスポットが当たった飯島氏の豪腕。当時のSMAPの化け物っぷりを痛感するばかりだ。

以下ソース
https://www.cyzo.com/2020/02/post_231817_entry.html

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