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 イギリスの大富豪ピーター・ドー氏は著名な起業家であり、そして「ブレグジット党」所属の候補者として昨年の総選挙出馬時には全投票の1.9%を獲得している。

 そのドー氏は最近、費用1万5000円をかけて2つのプラスチック製ゴミ箱から、ホームレスのための奇妙な「スリープポッド」を作り上げた。このスリープポッドとは、簡単に言えば、大きな赤いプラスチック製のごみ箱を2つ、くっつけただけの代物だった――。

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 ドー氏はプラスチック製のゴミ箱を使って、一人乗りの車のプロトタイプを作成している時に、このスリープポッドのアイデアを思いついたと述べている。

 ドー氏によると、このスリープポッドは、テントで地面に寝るよりも間違いなく快適で、防風性もあり、嵐さえも防げると語った。そして日中は、この中に衣服や所持品の保管スペースとしても使用できると付け加えている。

 このスリープポッドの中で、実際に自分で寝てみたのかと聞かれた時、ドー氏は、10分間は中で寝たと答えた。

 しかし、ドー氏渾身の自信作にもかかわらず、プロトタイプをケンブリッジの地元のホームレスシェルターに持ち込んだ時、それを試す人は誰もいなかったという。

 そして、この“発明”はソーシャルメディア上で大いなる軽蔑の対象となった。

「英国のホームレス問題は非常に深刻だが、このゴミ箱はそれを解決する方法ではない」と人々は憤る。ほかにも「これは私が今まで見た中で最悪かつ人に対する敬意の欠片さえない発明の1つだ。その価格で安いテントを買えるし、実際にちゃんと寝ることができる」という意見もあった。

 ドー氏も、このスリープポッドは誰にでも受け入れられるデザインではなく、見る人に眉をひそめさせる原因となったことを認めた。

 以前ドー氏は、ホームレスが路上で寝袋に横たわっていると蹴られたり、上から小便をかけられたりするという話をテレビで見たという。ドー氏は「濡れた寝袋で路上に寝て、誰かに蹴られるよりも、このスリープポッドで寝る方がはるかに快適で安全だと思う」と話す。

 しかし、そんな彼の発明が受け入れられるかどうかは別として、英国の路上で寝る人々の問題解決策の必要性は明らかである。英国では2010年から2018年の間に、路上で寝るホームレスの数が165%増加したという。

 この「発明品」を見る限り、ドー氏とは傲慢かつ鈍感な大富豪かと思うが、実際、彼は現代社会への危機感を強く持っている。気候変動、政治不安、飢餓、そして英国社会の差し迫った崩壊を恐れる氏は、100人が安全に生活できる「生き残り、繁栄する」農場を作った。

 英国ノーフォークの大農場を買収したドー氏は、現在、志を同じくする「サバイバリスト」のための「自立可能な」コミュニティを運営しているという。

以下ソース
https://tocana.jp/2020/03/post_145711_entry.html

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