【メディア】首相会見は「事前に質問を打ち合わせている」 黒川賭け麻雀が炙り出した『記者クラブ』という癒着組織[06/03] [無断転載禁止]©bbspink.com
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0001逢いみての… ★2020/06/03(水) 23:42:02.46ID:CAP_USER
 黒川弘務・前東京高検検事長の賭け麻雀事件が多方面に飛び火している。5月30日には事件を皮肉った市民らによる賭け麻雀大会「黒川杯」が企画され、検察庁前の路上で開催しようとして大勢の警察官が駆けつける騒ぎが起きた。安倍政権に近いと噂される黒川氏の「定年延長」に端を発する一連の問題は、「黒川氏と大手新聞記者による違法行為の発覚」という劇的な展開を迎え、渦中の黒川氏は罪に問われないまま職を辞した。この賭け麻雀事件が露わにした問題の本質とは何だろうか。

 発端は、新型コロナによる自粛要請のなか、黒川氏が産経新聞の記者2人と朝日新聞の社員(元記者)と賭け麻雀に興じていたと週刊文春が報じたことだった。検事総長就任が噂されていた黒川氏は不起訴のまま辞任し、朝日社員は「停職1か月」の処分を受けた(産経は事実関係を調査中)。安倍首相に近いとみられた黒川氏が産経と朝日という大手メディア記者らと“ズブズブ”の関係にあったことは世に衝撃を与えた。

 女優の大竹しのぶはインスタグラムで、〈検察官というのは法を犯した人を起訴できる唯一の仕事であるはずなのに、その人が、かけ麻雀をしていたなんて、しかも事実を伝えるべき仕事の新聞記者と。〉〈怒りを通り越して、恐ろしいと思いました。〉などと投稿した。今回の記者らの行為について、大手メディアで取材経験のある識者からは、「相手の懐に入るのが記者の仕事」といった擁護論も飛び交うが、一般の感覚は大竹に近いのではないか。

 朝日の内部調査によると4人はこの3年間で月2?3度賭け麻雀を行い、1回の勝ち負けは1人数千円から2万円ほどだった。どんな微罪であっても相手を逮捕・起訴できるという、強大な権限を持つ検察の幹部が法を破っていることを知りながら、権力を監視する役目を担う新聞記者が報じなかった罪は大きいと言わざるを得ない。いくら賭け麻雀のレートが低いからといって、検察幹部の違法行為を見逃していい理由にはならないだろう。

 週刊文春によれば、黒川氏は昔から産経や朝日だけでなく、他メディアの記者ともしばしば賭け麻雀に興じてきたという。それなのに一度も違法行為が明るみに出なかったという事実は、この問題が産経と朝日にとどまらない可能性を示すのではないか。

 大手メディアと権力の関係性について問題提起を続けるフリーランスライターの畠山理仁氏が指摘する。

「もちろん記者が情報を取るために取材対象と親しくなったり、長い時間を過ごしたりすることはあるでしょう。しかし、あまりに関係性が近くなって貸し借りまで作るようになると、相手のことをきちんと報道できるのかという疑問が生じます。ましてや今回は、銀座のクラブなどで合法的に接待したのではなく、賭け麻雀という法律違反を犯した共犯関係です。記者たるもの、検事長と賭け麻雀をしたのなら、返り血を浴びてでもその事実を報じるべきですが、それをしてこなかった。これでは記者とは言えません」

“ズブズブ”の関係の根幹にあると考えられるのが、日本独自の制度である記者クラブだ。記者クラブとは、官公庁や自治体などを継続的に取材するために新聞社やテレビ局、通信社など大手メディアの記者が中心になって構成する組織であり、これまでも取材対象との関係性がたびたび批判されてきた。

 多くの公的機関は記者クラブに記者室を提供しながら家賃は徴収せず、光熱費まで負担する。記者は与えられた部屋で長い時間を過ごしながら会見やレクなどに特権的に参加し、取材を通して関係を深める。とくに検察や警察の取材においては、あの手この手で幹部に近づき、そこから得たリーク情報を特ダネと称して他社に先駆けて報じる記者が優秀とされてきた。

続く

以下ソース
https://www.news-postseven.com/archives/20200603_1568141.html

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0002逢いみての… ★2020/06/03(水) 23:42:28.67ID:CAP_USER
 今回、黒川氏と雀卓を囲んだ3人は産経の元検察担当記者、同じく産経の前司法クラブキャップ、朝日の元検察担当記者であり、裁判所内にある司法記者クラブを舞台に、検察幹部である黒川氏に食い込んだと思われる。

 もちろん、取材対象に肉薄して情報を取ることは記者の本懐である。しかし一方で記者クラブは加盟社以外の記者会見参加や質問を拒むケースが多く、これまでたびたびフリー記者や海外メディアから批判されてきた。閉じられた記者クラブを舞台にした取材活動では取材対象との間に癒着が生じやすく、善悪に関するまっとうな感覚を失って、「誰のための報道か」という原点が見失われやすいのではないか。

「記者クラブは当局から特権的な利益供与を受けながら、その特権を手放そうとしません。現場の記者は『取材相手とは緊張感を保っている』と主張しますが、特権を与えられていると取材相手の機嫌を損ねないようにという配慮が働いて、相手と良好な関係を維持することが優先されてしまう。その結果、批判ができなくなる」(畠山氏)

 実際に、官公庁側が記者クラブへの「出入り禁止」を所属記者に課したり、あるいはチラつかせたりすることで報道をコントロールしようとした事例はこれまでも多数あった。

 2002年に日本新聞協会編集委員会が出した見解には、〈記者クラブは、公権力の行使を監視するとともに、公的機関に真の情報公開を求めていく社会的責務を負っています〉とある。

「しかし今回のケースでは、権力の監視を謳いながらズブズブの関係となり、一緒になって犯罪行為をしていた実態が明らかになりました。建前と実際の行為がかけ離れていることには怒りを覚えます。記者にとって最も大切なことは、読者に有益な情報を提供することですが、特権的に権力側と長い時間を過ごす記者クラブの記者は、権力側の拡声器となってしまう。それは記者ではなく、広報機関の仕事ではないでしょうか」(畠山氏)

 権力と記者クラブの癒着を示す象徴的な例が、首相官邸の記者クラブである内閣記者会が主催する首相記者会見だ。第二次安倍政権が発足してから、フリーの記者は首相会見に出席できても質疑で指名されることはなかった。

 事件が起きたのは今年2月29日の首相会見。内閣記者会に所属する大手メディアとの質疑を終えた安倍首相が会見場を去ろうとした際、フリージャーナリストの江川紹子氏が「質問があります」と声を上げて挙手したが、安倍首相は無視した。

 後日、この対応について国会で問われた安倍首相は、「会見では事前に質問を記者クラブから伝えられ、内閣広報官と記者クラブが打ち合わせしている」という内容をあっさり認めた。つまり、一国のリーダーの忌憚のない意見が聞ける貴重な場であるはずの首相会見での質疑は、事前に記者クラブと内閣広報官が打ち合わせをしていた出来レースだったのだ。

 この件が批判されると、(おそらくはネット世論を気にする官邸の配慮によって)首相会見でフリーの記者が指名されるようになった。そして迎えた4月17日の首相会見で指名されたのが畠山氏だ。安倍政権発足から首相会見で挙手するも、7年3か月以上にわたって無視され続けていた畠山氏が初めてつかんだ質問の機会だった。畠山氏は、記者クラブについて以下のように直球で質した。

「限定された形での記者会見を可能にしている現在の記者クラブ制度について総理がどのようにお考えになっているのか、それから今後、よりオープンな形での記者会見を開いていくお考えがあるのか」

 対する安倍首相の返答は、「記者クラブのあり方は私が申し上げることではない。まさに皆様方に議論をしていただきたいと思います」というものだった。畠山氏が落胆したのは首相の返答ではなく、その後の記者クラブの対応だった。

「首相が記者クラブについての考えを述べた、価値のある返答でしたが、ほぼすべての大手メディアは質疑をスルーして報じませんでした。私の質問にニヤリと笑って答えた安倍首相からは、『どうせフリーには記者クラブの壁を超えられないだろう』との余裕を感じましたが、クラブの対応は予想した通りに終わって残念です。ただしこの件によって少しでも記者クラブの問題が社会に認知されたなら、質問の意義はあったと思います」(畠山氏)

続く
0003逢いみての… ★2020/06/03(水) 23:42:39.50ID:CAP_USER
 時代が変わっても自らは変化の兆しを見せようとしない記者クラブ。内輪の論理で取材先との関係性を優先する姿勢が、黒川氏との賭け麻雀という違法行為を見逃し加担する記者を生む土壌となった。今回の賭け麻雀事件は、記者クラブの自殺行為であり、読者に対する裏切りである。この際、大手メディアは権力を監視するという本分と引き換えに、与えられている特権を手放してはどうか。

「記者クラブは権力を監視するためによそ者の目が必要と言います。それは理解できます。しかしそのクラブに仲間しか入れないあなたたちも外から監視の目を入れるべき。そうすれば今回の賭け麻雀の問題はとっくに暴かれていたかもしれません。もういい加減に記者クラブは特権を手放して、記者会見やレクなどに全面的にフリーランスの参加を認めるような判断を下してほしい」(畠山氏)

 記者クラブと権力側の癒着は、リークによる情報操作や冤罪の発生、匿名コメントによる責任の隠蔽や公務員の守秘義務違反など、多岐にわたる問題を孕む。米国のレーガン元大統領の就任演説の言葉をもじって言えば、「記者クラブ(政府)が問題を解決するのではなく、記者クラブ(政府)そのものが問題」なのである。

●取材・文/池田道大(フリーライター)
0004夜更かしなピンクさん2020/06/03(水) 23:59:50.22ID:uAfE7VFH
なぜ法を犯してまで黒川の定年延長が必要だったのか。
そこが重要で、この問題の核心的な部分だ。
この件の裏には政権の巨大な不祥事が隠されている。
0005夜更かしなピンクさん2020/06/04(木) 02:02:54.14ID:lNFQbn1s
一律10万円給付、検察庁法改正案、そして9月入学の件で、
2F=ヤマグチ=ゲル=ガースーの「非アベ」ラインの力が
「親アベ」お友だちグループの力を上回っていることが明確になった
アベは既に政権維持の意欲を失っているし、総辞職までもう長くはないだろう
アメリカ政府=非アベ次期政権=検察庁ラインによる、退陣後のアベの処遇が注目される・・・
0006夜更かしなピンクさん2020/06/04(木) 03:55:17.25ID:dLozKOdw
ブーメランキチガイマスゴミ
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