陰謀論の1つとしてあげられることの多買った気象操作だが、各国がその技術を導入していることは今や明白だ。トカナでも報じたように、中国はチベット高原に人工雨を降らす計画を発表している。

 そして、今やインドネシアも人工雨を降らしていることが米「yahoo! news」(6月23日付)の記事で明らかになった。インドネシア政府は森林火災や洪水のコントロールのため、今年1月から雨雲の種を人工的に蒔いているという。こうした国は年々増加しており、世界気象機関(WMO)によると、2017年時点で50カ国以上が人工雨プログラムを導入してきたというから驚きだ。

 実はクラウド・シーディングと呼ばれる人工の雨雲を撒く技術は半世紀以上前に開発されており、1946年にゼネラル・エレクトリック社の化学者ヴィンセント・シェーファー氏が発明している。

 一方で、気象は極めて複雑な自然現象のため、実際のところそうした技術が本当に人工雨を降らせているのかどうか疑問視する声もあるというが、AccuWeatherの創設者でありCEOのジョエル・N・マイヤーズ博士は、「すでに雨が降りそうなときに、雲の播種によって特定の種類の降雨量を最大10%増加させることができる」と主張している。

 また、2017年に行われた米コロラド大学の研究では、3日間に渡って3回の雲の播種の試みたところ、プール282杯分の雨を降らすことができたと計測された。

 ただ、大規模な人工降雨を危惧する研究者も少なくなく、たとえば、地球工学者のJanos Pasztor氏は「このような気象操作は雨を思い通りに発生させることはできません。どこかで雨を降らすということは、どこかで雨が降らないようにすることなのです。雨が降るはずだった場所にある環境や、そこに暮らす人々のもとに雨が降らなくなってしまうのです」と、警鐘を鳴らしている。

 いつの日か、雨の所有権を巡って国々が対立する日が来るかもしれない。歴史的に水を支配する者が覇権を握ってきたことを考えれば、そうあり得ない話でもないだろう。実際2018年には、イランの民間防衛組織のトップであるゴラーム・レザー・ジャラーリー准将が、「イスラエルがイランから雲を盗んでいる」と糾弾し、話題になった。今後、雨雲を巡って国家間で大きな衝突が起こる可能性もあるだろう。

以下ソース
https://tocana.jp/2020/06/post_161141_entry.html

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