18日に告示され7月5日に投開票が行われる東京都知事選だが、過去最多となる現職・新人の22人が立候補を届け出た。

 そのうち、「主要候補」としてテレビ各局のニュース番組で紹介されているのは現職の小池百合子知事、以前も都知事選に立候補した元日弁連会長の宇都宮健児氏、元熊本県副知事の小野泰輔氏、N国党党首の立花孝志氏、れいわ新選組代表の山本太郎氏の5人だ。

「宇都宮氏と小野氏は無所属だが、政党の推薦を受けている。立花氏と山本氏は政党を率いているので主要候補で、出馬の際の会見もこの5人だった。宇都宮氏は打倒小池氏の最有力候補だったが、山本氏の出馬で左派が分裂。そのため、小池氏が大量得票で再選する可能性が高そうだ」(民放キー局の政治部記者)

 主要候補の中でも、立花氏はN国党から出馬したほかの候補者が選挙妨害を受けたとして、過激なヘイトスピーチで知られる日本第一党首の桜井誠氏に対しYouTubeで宣戦布告し思わぬ形で“場外乱闘”が勃発してしまったのだ。

「前回、桜井氏は約11万4,000票を獲得し5位だったが、今回出馬している候補の中では小池氏に次ぐ得票数。さらに、今回の都知事選に向けネット上のアンケートでは『都知事にふさわしい』として小池氏以上の圧倒的な支持を得ている。一方、立花氏は前回、約2万7,000票だったが、政党を率いての初の都知事選。2人の得票争いが注目される」(全国紙政治部記者)

 そして前回、NHKの政見放送で男性と女性の性器の呼び名を連呼し修正音だらけになるというある意味“伝説”を作ったトランスヒューマニスト党代表を名乗る後藤輝樹氏が再び立候補。TOKYO MXとNHKですでに政見放送が流れたが、前回を上回るインパクトを残したのだ。

「MXでは20回以上修正音が入った。NHKは徐々に服を脱ぎ、最後は全裸に。局部は露出しなかったものの、政見放送ではなかったら放送禁止レベル。しかし、ネット上での”支持率”は爆上げとなっています」(同)

 誰が当選するか以外にも、見どころは多そうだ。

以下ソース
https://www.cyzo.com/2020/06/post_245281_entry.html

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