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SG第30回グランドチャンピオン 表彰式で笑顔の徳増秀樹

 宮島ボートの「第30回SGグランドチャンピオン」は28日、第12Rで優勝戦が争われ、徳増秀樹(45)=静岡=がコンマ05のトップSで逃げ圧勝。8戦7勝、2着1回の準完全VでのSGタイトル初制覇を同じ静岡支部、75期同期でライバルだった今坂勝広さん(享年40)に捧げるとともに、12月の若松BBCトーナメントと来年3月の福岡クラシックの優先出場権を獲得した。

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 涙はなく、笑顔の初戴冠だった。ボートレースに実直に向き合って25年8カ月。今節もよく使うフレーズ通りの『濃い』走りを披露した徳増が8戦7勝、2着1回の準完全でSG初制覇。歴代5位、45歳6カ月でのSGウイナー誕生だ。

 相棒45号機の感触は序盤から良く、快進撃で予選をトップ通過。「今まで経験したことのない緊張感があった」と強烈な重圧と戦いながらも準優はコンマ03、優勝戦もコンマ05と、ともに気迫あふれる速攻逃げを決めての圧勝劇だった。

 「ホッとしているし、うれしいです。でも、SGは2回勝って初めて本物。やっと勝つことができたし、無観客開催でしたから。今度はスタンドにたくさんお客さんが入っている前で敬礼をしたいですね」

 常にアピールを忘れない徳増らしく、画面の前で応援してくれたファンに対しての感謝も忘れない。

 “ライバル”と“家族”の後押しをパワーに変えた。

 「ライバルは今坂勝広です。彼が生きていたら常に僕の上をいっていて、いずれSGを取っていたはず。それを証明するには僕が頑張るだけだと思っていた」

 胃がんのため2016年5月に40歳の若さでこの世を去った同県同期に追いつき、追い越すために貪欲に走り続けてきた。

 家族についても「結婚して子供が生まれて守るものができたのが大きかった。感謝の気持ちしかない」。ずっと支えてくれた存在のおかげで、悲願のSGタイトル獲得にたどり着いた。

 「この優勝でもっと余裕を持ってレースができるはず。グランプリに毎年出場できるような選手になりたいし、いつかはグランプリで優勝したいですね」

 次なる戦いは三国の全国ボートレース甲子園(7月7日〜12日)。“一流”レーサーの頂点に立ち、賞金ランクは4位まで浮上した徳増が、これからもボート界を熱く盛り上げる。

以下ソース
http://race.sanspo.com/boatrace/news/20200628/btrnws20062816550001-n1.html

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