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 古代エジプト文明で崇め奉られていた豊穣の神、セベクは人間のボディにワニの頭部を持った容貌が特徴だ。まさに“ワニ人間”と言えるルックスなのだが、今回発見された古代のワニは、人間のように二足歩行をしていた可能性があるというから驚きである。

 ダチョウなどの走鳥類やカンガルー、あるいはティラノサウルスなどの恐竜は二足歩行をすることで知られているが、地を這うあのワニが二足歩行をしたとすれば驚くばかりだ。

 韓国・チンジュ教育大学、米・コロラド大学デンバー校をはじめとする合同研究チームが2020年6月に「Scientific Reports」で発表した研究では、1億1000万年前に二足歩行のワニがいた可能性が指摘されている。韓国南東部で発見された先史時代のワニの足跡を分析すると、二足歩行をしていたとしか考えられないというのだ。

 1億1000万〜1億2000万年前の白亜紀初期のワニはすべて絶滅したと考えられているが、現在のワニよりもはるかに多様性に富んでいたという。その中には二足歩行をしていたワニがいたかもしれないのである。

「足跡の軌道は非常に狭そうに見えます。綱渡りでバランスをとっているようなものです。尾を引きずった跡がないことを考え合わせると、これらの生き物が二足歩行していることが明らかになりました」と、コロラド大学の名誉教授マーティン・ロックリー氏は「BBC」のインタビューで語っている。

 研究チームがバトラチョプス・グランディス(Batrachopus grandis)と名づけたこのワニは、全長12メートル(39フィート)まで成長する巨大なワニであると考えられ、恐ろしいことに、かなり早く走る能力を備えていたことも示唆されているという。この時代に人類が居合わせなくて良かったといえるだろう。

「彼らは巨大でした。誰もそのような大きな二足歩行生物を予期していませんでした。肉食恐竜のように彼らは浅瀬で狩りをすることもできたでしょう。おそらくは手に取るものを何でも食べたのです」と研究チームのチンジュ教育大学のキョン・スー・キム教授は語る。二足歩行する大型のワニはさぞかし恐れられていたのだろう。

 この巨大な二足歩行のワニは本当に絶滅してしまったのだろうか。

 トカナ的に気になるのはヒト型爬虫類であるレプティリアンとの関係だろう。ご存じのように世界のあらゆる文化において、さまざまな描写のレプティリアンが伝承されている。

 カナダの古生物学者であるデイル・ラッセル氏(1937-2019)は、6500万年前に恐竜が絶滅していなければ、二足歩行をする肉食恐竜(獣脚類)は、ヒトによく似た形質をもつ知的な生物に進化したかもしれないと指摘している。つまり“恐竜人間”や“ワニ人間”が存在し得る可能性があったことになる。

 恐竜の中でも知能が高かったとされるトロオドンが進化して生まれた“恐竜人間”はディノサウロイド(dinosauroid)と呼ばれ、頭部が爬虫類的であること以外はほぼ我々人間と同じ体型をしている。

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 こうした爬虫類から進化した知的生物が人類のオルタナティブとして発展、繁栄し得た可能性を考えてみるのも夢が広がるかもしれない。そして我々人類よりもはるかに高い知性を獲得していた場合、基本的に我々の前には姿を現さず、ある意味では別の次元で活動していることがないとも限らない。世界中の神話や伝承に数多くのレプティリアンが登場しているのは、やはりレプティリアンが今も存在していることの証左だろうか。

 レプティリアンが宇宙人だとする説もあるが、我々と同じ“地球生まれ”であり、その血脈が今も受け継がれているとすれば不気味でもあり興味深くもあるだろう。

文=仲田しんじ

以下ソース
https://tocana.jp/2020/06/post_160562_entry.html

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