東京都の新型コロナウイルス新規感染者は増加の一途だ。26日は54人、27日は57人と続き、28日は60人に達した。1日の感染者が60人以上となったのは緊急事態宣言下の5月4日(87人)以来だ。

 11日に東京アラートを解除してから表れた増加傾向に、小池都知事は「感染者は夜の街関連で確認されている」という言い方を繰り返してばかり。

 さもホストや酔客にウイルスはとどまっているといわんばかりの発言に、感染の主戦場が「夜の街」限定と錯覚を覚えた人もいるはずだ。

 ところが感染者の増加に歯止めがかからない。しかも不安な材料も出てきた。「昼の街」の職場クラスターだ。23〜24日に都内の人材派遣会社で16人もの感染者が確認されたのである。全員が同じフロアで働く同僚だった。それでも都の担当者は27日、「現時点で急激に市中での感染が広がっているとは考えていない」と事態を軽視する説明をしている。

 こうした中、国際医療福祉大教授の松本哲哉氏(感染症学)は28日のTBS系「サンデーモーニング」で「完璧に注意したとしてもそこに1人でも患者がいれば無症状でも(感染を)広げます。これから職場内感染を絶対に起こさない職場はたぶんないと思う」と警告を発した。

 小池知事は15日、東京アラートに代わる新たな対策に向け、専門家を交えたワーキングチームを発足させた。だが、いまだに検討中で、休業要請などを再実施する上での明確な数値基準は示されていない。つまり、都民の「自衛」頼みだ。

 ハーバード大学院卒で医学博士・作家の左門新氏(元WHO専門委員)が言う。

「市中感染を完全になくすのは不可能と思われます。症状のない不顕性の感染者が出社してパソコンのキーボードを同僚と共有して使ったり、手でドアノブに触れたりしていれば、社内の人たちが感染しかねません」

 小池知事が「自分の身は自分で守れ」と突き放す無策の中、在京企業「総クラスター化」の危機は確実に迫っている。

以下ソース
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/275261

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