新型コロナウイルスについて、8月19日、日本感染症学会が「日本は第2波の真っ只中にいる」との見解を示し、「この先も第3波、第4波が来ると予想され、新しい生活様式の中で新型コロナウイルスと付き合っていくことになる」と、以前の生活を更新しなければならないことを示唆しています。

そうした風潮にのっとり、テレビ界隈ではすでに“新しい生活様式”を反映した収録が定着していますが、同じ映像業界でそうもいかないのが、AV業界。大手AVメーカー関係者が渋い表情で言います。

「まさかバラエティ番組と同じように、一定の距離を保ったり、間にパーテーションを挟んだりなんて演出はできませんからね。我々は今後も、濃厚接触し続けるしかないんです」

そうは言っても、以前と同じかといえばそうではないようで、“新しいカラミ様式”は着実に根付いているといいます。前出の関係者が続けます。

「現場に入る前に、出演者スタッフ全員の検温とて指の消毒は当たり前になっていますね。出演者以外はマスク必須ですが、仕方がないのがカメラマン。マスクをしたままカメラをのぞいていると、レンズが曇ってしまうんです。それでは仕事になりませんから、外してもらっています」

その一方で、増えたのがADのお仕事。

「カットがかかるたびにドアを開けに走っているADもいます。換気のためです。本当はスタジオの窓をずっと開けていたいのですが、ほとんどのAV撮影スタジオって住宅街にあるんですよ。換気のために窓を開けようものなら、喘ぎ声が白昼の住宅街に響き渡ってしまいますから」

「その辺は葛藤しますね……」と、憂う前出の関係者。ですが、「実は内心、芸能人よりもかかりにくい環境なんじゃないのかなって思っています」と明かします。

一体どういうことでしょう。その理由を、とあるAV男優が話します。

「出演者は定期的に性病検査を行っていますし、撮影の前は必ずシャワーを浴びたり話題のイソジンでうがいをしたりと、以前から人一倍清潔さを意識しています。芸能人の方々がコロナ以後にやっと気をつけ出したことを、僕たちはいにしえからやっているんです。もちろん健康のために普段から酒を飲まないので、“夜の街”とも意外と無縁ですし。心構えがまったく違うんです! ……なーんて自負はありますね(笑)」

しかし、なかには警戒される出演者の存在も……。老舗AVメーカースタッフが声を潜めます。

「よく“素人男性”の募集をかけますが、メーカーによっては仕込みの場合もあればガチで募集している場合もあります。仕込みならば素性の知れた男優なので気になりませんが、問題はガチの場合。普段の生活スタイルを把握できないうえ、そんな彼らによる“大人数ぶっかけモノ”の撮影となると……多いときにはスタジオに50人くらい詰めこむんです。さすがに“密”の度が過ぎているし、女優さんを危険に晒すわけにはいかないので、そういった撮影は休止せざるを得えません」

そんな事情もつゆ知らず、素人男性たちからの「撮影はまだか!」「もうパンパンだぞ!」といった焦れた声が聞こえてくるんだとか。

時勢に臨機応変に対応するAV業界。今後も、安心して視聴してゆきたいですね。

(文◎じゅる王)

以下ソース
https://tablo.jp/archives/29570

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