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会心の逃走劇で2度目のSG制覇を飾った寺田は、ボートの上で力強く右手の親指を立てて勝利をアピールした

ボートレース下関の『SG第66回ボートレースメモリアル』(V賞金3900万円)は30日、第12Rで優勝戦が行われ、1号艇の寺田祥(41)=山口=がインから力強く押し切って快勝。2017年8月の若松メモリアル以来となる、通算2度目のSG優勝を地元水面で飾った。2着は菊地孝平、3着には新田雄史が入った。

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 テラショーが“ワンマンショー”を演じた。

 今大会の寺田は平凡機とのタッグながら、序盤から熱のこもった整備に着手。「足は本当に仕上がっていた。エース機を作ってしまった感じですね。整備士さんが“当てて”くれました」と、パワーを高めることに成功した。

 「ぶっちぎりで勝ってやろうと思っていた。気持ちが“モード”に入った」の言葉通り、初日から3連勝。3日目こそ2着に敗れたが、峰とともに得点率トップに立つと、勝負どころでつまずいたライバルを尻目に、予選ラストを快勝で締めくくって首位通過を果たした。

 準優も危なげなく逃げ切って優勝戦の絶好枠をゲット。エンジンに絶対的な信頼を寄せ、ファイナルでもコンマ10とトップタイのスタートを決めると、外の5艇を全く寄せ付けなかった。

 ゴールの瞬間は、山口県在住2000人限定で集まったファンの声援を受け、大きくガッツポーズ。圧倒的な強さで、SG初Vとなった2017年8月の若松メモリアルに続き、再び準完全Vで栄冠を手にした。

 18年の徳山グランドチャンピオンでは、予選首位通過ながら準優で2着に敗れて優勝戦も4着に敗退。その雪辱を、もう一つの地元水面で見事に果たした。

 「あのときは準優で悔しい思いをした。今回は最初で最後のチャンスかもと思って、取りたいタイトルだった。下関も地元なので借りを返せた。最高です」

 今年6度目のVを飾り、賞金ランクは第4位に浮上。12月の平和島グランプリ出場へ当確ランプがともった。

 「ここまできたら6位以内を目指したい。今年は1月の(徳山)66周年と今回しかやっていない。大した成績を残していないので、いまからは、しっかり結果を残していかないといけないと思っている」

 グランプリ初制覇に照準を定めた寺田が、年末の頂上決戦に向け、ますます勢いを加速させる。

(海老澤義勝)

■寺田祥(てらだ・しょう) 
1978(昭和53)年9月20日生まれ、41歳。山口県出身。
97年10月に第81期生として選手登録。同期には池田浩二、飯山泰らがいる。
2001年9月の多摩川メモリアルでSG初出場。17年8月の若松メモリアルでSG初制覇。今回が2度目のSG優勝となった。
通算53V。
166センチ、51キロ。血液型O。

以下ソース
http://race.sanspo.com/boatrace/news/20200830/btrnws20083022300001-n1.html

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