陰謀論界隈でさまざまな憶測を呼んでいる“幼児虐待”若返り物質「アドレノクロム」。

 アドレノクロム(Adrenochrome)は、ストレス反応を引き起こす神経伝達物質アドレナリンを酸化させた化学物質で、医学的には傷口から出る血液の凝固を促進させる物質として利用されている他、科学・医学研究の試薬や、医薬品の材料として販売されている。かつては精神病の治療や幸福感をもたらすドラッグとしての利用が研究されていたが、その効果は科学的に解明されていない。

 ところが、陰謀論の世界ではこの物質が「若返り薬」として一部のセレブや政治家らに使用されているとまことしやかに噂されているのだ。これを継続的に使用すると、いずれは顔にアザできると言われており、ヒラリー・クリントン、ビル・クリントン、トム・クルーズ、ニコラス・ケイジ、バラク・オバマ、ジョニー・デップ、ジム・キャリーらが使用していると噂されている。

 アドレノクロムについて最も衝撃的なのは、その製造方法である。「大人よりも純粋で臆病な9歳未満の子供の血液」から作られていると噂されており、しかも、原料となる血液中のアドレナリン濃度を高くする必要があるため、子供達は限界ギリギリまで拷問を受け、強烈な苦痛と死の恐怖の中、アドレナリンたっぷりの血液を抜き取られると言われているのである。

 こうした話はネット上の憶測に過ぎないものの、米国で実際にあった胎児臓器の不正売買疑惑との関連を指摘する声もある。

 女性の性と出産に関する健康と権利に関するサービスや啓蒙活動を行っている医療サービス非営利組織「プランド・ペアレントフッド(全米家族計画連盟)」が、中絶胎児の臓器や細胞を“それを欲しがる人々”に秘密裏に販売している疑惑が2015年に浮上した。医療倫理の監視活動を行なっている「The Center for Medical Progress(CMP)」のメンバーが素性を隠してプランド・ペアレントフッドの幹部と接触したところ、臓器売買ビジネスを匂わせる発言をしたのだ。この時の様子は隠し撮りされており、今もCMPのウェブサイトで観ることができる。

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CMPが公開している映像。画像は「CMP」より

 そして、中絶された胎児の血液もアドレノクロムの原料として販売されたのではないかと疑う人がいるのである。アドレノクロムの使用者だと指摘されているバラク・オバマやヒラリー・クリントンらが、プランド・ペアレントフッドの支持者であることも、疑惑に拍車をかけているようだ。大物政治家が支援者にいるせいもあってか、2016年にプランド・ペアレントフッドは不正行為を行なっていないという判決が出ている。

 とはいえ、今ネット上で騒がれているようなアドレノクロムの存在は依然としてフィクションだとされている。その経緯を紐解くと、1954年に出版されたオルダス・ハクスリーのサイケデリック体験記『知覚の扉』で言及され、メスカリンと同じ効果があるとのではないかと書かれたことが最初だ。その後、1971年の小説『ラスベガスをやっつけろ(Fear and Loathing in Las Vegas)』でもその幻覚効果が取り上げられ、のちに映画化された際にもアドレノクロムは幻覚剤として描かれたが、同映画を監督したテリー・ギリアムは、アドレノクロムは原作者のハンター・S・トンプソンが創作したものであり、実在しないと映画のメイキング映像で語ったとされる。

https://youtu.be/m6kFCNsnQpQ
映画『ラスベガスをやっつけろ』のアドレノクロム摂取シーン

続く

以下ソース
https://tocana.jp/2020/09/post_168932_entry.html

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