伊勢谷友介が大麻取締法違反(所持)の容疑で逮捕され、波紋が広がっている。公開予定の映画関係者や、キャスティングとして決定していたドラマ関係者は対応に追われているという。

「先日まで伊勢谷が出演していた『未満警察』(日本テレビ系)は、最終回からまだ1週間もたっていませんが、見逃し配信サービス『TVer』での配信が即座に打ち切られました。『hulu』での配信のほうはまだ観られるみたいですが、明日にも打ち切られる可能性はあります」(芸能記者)

 さらにNHKの有料動画サービス「NHKオンデマンド」も、伊勢谷出演作品の新規配信を停止。福山雅治主演の大河ドラマ『龍馬伝』(2010年)や、伊勢谷が主演のスペシャルドラマ『白洲次郎』(09年)など、ヒットコンテンツも含まれていたため、NHK関係者も頭を抱えているそうだ。

「特に『龍馬伝』の配信中止は痛い。福山サイドにも申し訳ないし、演出家の大友啓史さんはNHK屈指の看板作家で、視聴者の中には大友さんのファンも多いですからね。しかし、大河ドラマは出演者が多い分、近年この手のトラブルが増えている。『いだてん』(19年)のピエール瀧、『麒麟がくる』(20年)の沢尻エリカと薬物逮捕による降板劇が続いていますから、そろそろ何か対策を考えなければならないかも……」(テレビ局関係者)

 今年1月に行われた2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』制作発表の席では、脚本家の三谷幸喜が「オファーを受ける俳優さんに言いたいのが、もし『俺ちょっとヤバイかな?』『スネに傷もってるかな』っていう人がいたらぜひ、断ってください」とブラックジョークを飛ばす一幕もあった。

「会見場では笑いが起きましたけど、三谷さんは本気で言っていたのかも。というのも、三谷さんは脚本を書き上げるのが遅いことで有名。大河ドラマは放送の半年以上前から撮影を始めるけれど、三谷さんが以前手がけた『新選組!』(04年)『真田丸』(16年)共に台本の完成が遅れ、スケジュールをかなり圧迫したみたいですからね。今回も台本の遅れは想定しているでしょうが、キャストの薬物逮捕で降板・撮り直しなんてことになれば、現場はパニック必至。三谷さんにのびのび書いてもらうためにも、絶対にそれだけは避けなくてはならない」(前出・テレビ局関係者)

 例えば、広告クライアントの中には、CMタレント起用に際して事前の薬物検査を条件づけるパターンもあるというが、NHKも今後はそうした施策を取る必要があるのかもしれない。

「逮捕者の出演作でも『作品に罪はない』として、ほとぼりが冷めたタイミングで公開に踏み切る映画作品などもありますが、公共放送であるNHKではそうはいきません。逮捕されたら一発アウト、出演作を放送するわけにはいかなくなる。しかし、大河や朝ドラは映画規模もしくはそれ以上のスタッフや出演者がかかわり、制作費も膨大ですから、リスクヘッジは考えるべき。個人的には事前の薬物検査くらいはしておいたほうがいいような気もしています」(前出・テレビ局関係者)

 NHKのドラマ製作に暗い影を落とす芸能人の薬物事犯。なんらかの対策案がいよいよ必要そうだ。

以下ソース
https://www.cyzo.com/2020/09/post_252336_entry.html

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