着ているものだって「麒麟がくる」では絢爛豪華。
できるだけ作品を綺麗なものにしようっていう方針なのだから、
死体から脳みそを取り出してなんていうシーンが出てくるはずない。
「七人の侍」ではふれられているが、戦の後、農民が刀と槍、その他の
装身具を死体からか剥ぎ取ったなんて話は、いかにも、ありそうな話であるし、
実際、そうだったんだと思う。でも作品の中で取り上げられることは少ない。
そんなの取り上げてたら、監督が本当に描きたいことの濃度が薄まるからだ。