前回に続いて、今回もABS世代の性愛についてです。(一社)パートナーシップ推進協会代表理事の神ひとみさんに話を聞きました。

 ■ABS世代 昭和30(1955)年から43(68)年生まれで現在50歳から64歳の、若者時代にバブルを謳歌した世代。

 神さんは、講演活動やカウンセリングを通じ、「愛が溢れる地域社会創造を目指し、よりよい男女のパートナーシップ構築を目的に、男女関係の相談や性教育活動」を行っています。神さんは10代の時に自らが性犯罪被害者となったこと、結婚・子育て・離婚を経験したこと、心理学やコーチングの知識を得たことなどから、理想の「男女のパートナーシップ」を構想し、啓発活動を続けているのです。

 神さんは、年齢を重ねても元気な人は「異性に対する興味関心」があり性欲も旺盛、精神的に熟したABS世代は肉体的にも若いといいます。個別カウンセリングでは、男性は現役で元気な相談が多いのに対し、女性は50歳を過ぎると自分の体に自信がなくなり、人前で見せることをためらうようになる。しかしエクスタシーは感じたい、という相談が多くなるといいます。こうした女性に対し、神さんは「性愛セッション」という施術を提案しています。

 女性施術士と施術希望者が最初に1時間対話をして打ち解け、その後2時間ベッドの上で下腹部に施術士が手を当て、呼吸法を取り入れながら施術をするのです。すると、個人差はありますが、エクスタシーを得ることができるそうです。

 この性愛セッションは、性エネルギーの循環によるオーガズムの体感、体得を目指すもので、本質的な性の体験を身につけることで、生命力が上がり、パートナーや社会ともより良いエネルギー循環を産むことができるそうです。

 男性は、射精という「外へのオーガズム」ですが、女性は気持ちでいく「内へのオーガズム」で精神性を重視します。そのため、興奮が終わらなかったり、男性に何度も求めることがあります。この性愛セッションが女性に向いているのは、精神性に大きなポイントを置いているためです。

 医師で医療ジャーナリストの森田豊氏の著書『名医が教える寿命を延ばす恋愛医学』(扶桑社新書)によると、世界のさまざまな大学や医療機関の研究結果から、セックスは「前立腺がんや心臓病のリスク低減、認知症予防」に効果があると認められています。

 「いやらしい想像」も健康にはとても良いのです。1997年、イギリスで45歳から59歳の918人の男性を10年間調べ続けた結果、「性的興奮がほとんどない」グループの10年後の死亡率は「性的興奮が多い」グループの約2倍であることが分かりました。週に2回はエッチな想像をする人の方が長生きすることが、疫学的に証明されたのです。

 こうした背景から「適度な下心」は体によく、セックス以外にマスターベーションも「創造力や想像力」を働かせるため効果があるといいます。性愛はジェロントロジー(美齢学)の「ハッピーホルモン」とも大きく関係し、心の健康や美容にも効果が大きいといえます。

 やはり年齢を重ねても、セックスやスキンシップ、あるいは異性への興味と妄想は精神美・肉体美・外見美を高め、健康寿命を延ばすことにつながります。

以下ソース
https://www.zakzak.co.jp/eco/news/201203/ecn2012030005-n1.html

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