0001逢いみての… ★
2020/12/04(金) 00:30:08.25ID:CAP_USERヨーロッパでの性目的の人身売買ルートと仕組みが徐々に明らかになっているようだ。組織から逃げおおせることができた少女がその内実をテレビで語っている。
ルーマニアで人身売買と強制売春の犠牲者を見つけてリハビリするための組織「Reaching Out Romania」を運営している活動家のイアナ・マティ氏は現在、6人の少女のケアを行っている。彼女たちはすべて人身売買組織に性的に搾取されてきた犠牲者だ。
先日、彼女たちを取材したドキュメンタリー番組が英テレビ「ITV」で放送されて話題を呼んでいる。彼女たちの1人で14歳の少女、ソレナは現在妊娠8カ月である。その父親はわからない。
13歳の少女は暴力で脅されてセックスを強制されたと話し、16歳の少女は家で父親にレイプされて家出し人身売買組織の罠にはまったと語る。そしてもしこの施設に来れなかったならば、いずれは外国に売り飛ばされることになっていたというのだ。
イアナ・マティ氏は彼女たちの惨状をテレビカメラの前で次のように説明する。
「少女の頃から彼女たちはアパートに監禁されて性的搾取をされます。14歳か15歳で、彼女たちは環境に慣れるために通りに連れ出されることがあります。彼女たちはルーマニアで18歳になるまで訓練し、その後英国などの西側諸国に売られます」（イアナ・マティ氏）
つまりまだ10代そこそこの頃に監禁され、組織の男たちの性的暴行を受け、14、5歳で街で“街娼”を実地体験するなど性的な“訓練”を続け、18歳になると売春婦として外国に売られるというのである。
施設にいる少女たちは運よく組織から逃れることができたが、マティ氏によれば、このような囚われの身にある少女たちを発見して助けるのはきわめて難しいという。彼女たちはそうした生活を何年も続けているので、それが普通だと思い込んでしまい助けを求めないというのだ。
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「彼女たちは他の生き方をまったく知りません。彼女たちのすべてを助けることはできません」（イアナ・マティ氏）
ヨーロッパにおける人身売買の拠点のひとつとなっているルーマニアの闇は深いと言わざるを得ない。
人身売買組織とはいったいどんな組織なのか。昨年にはスロバキアの人身売買組織のメンバーの姿がメディアで報じられている。
英紙「Daily Record」によると、グラスゴー市内中心部のプリマークの店の外でネパール人男性に、「彼と一緒に寝て妻になる」ために、1人の妊婦が1万ポンド（約140万円）で売られたという。
このメンバーのSNSに投稿されたビデオでは、カメラの前で札束をこれ見よがしにひけらかして財布に詰め込む姿が収められている。人身売買のネットワークには巨額の現金が動いていることが如実にわかる映像だ。
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警察も手をこまねいて見ているわけではない。イギリスの警察は「シナプス作戦」と名付けた5年間の集中的な捜査で国内の人身売買組織の一部を摘発している。捜査の過程で、18歳から25歳までの被害者12人の身柄が確保された。
女性たちはイギリスで40万円から140万円ほどで売られ、売春婦や“性奴隷”としての生活を送ることになるという。“ブレグジット”の前はEU市民権を取りたいパキスタン人男性の結婚相手としての需要もあったということだ。
イギリス・グラスゴーで人身売買組織が摘発されたとはいえ、それは氷山の一角であることは容易に想像できる。ヨーロッパに根を張る人身売買組織のネットワークは想像以上に広範囲、かつ巧妙に仕組まれていると考えたほうがよさそうだ。
https://youtu.be/0wEf7TpOIdU
文＝仲田しんじ
以下ソース
https://tocana.jp/2020/12/post_186728_entry.html
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