コロナ禍で苦況に立たされているのは、華やかに見えるテレビ界も同じ。番組制作に制約が生まれるなか、思わぬ“人気スポット”が誕生している。

 マスク姿が当たり前になり、人との距離を気にするのが常識となったコロナ下の2021年。一時はGoToトラベルが実施されるなど、外出への抵抗感が減った時期もあったが、テレビの制作現場は再び緊張状態に逆戻りしている。

「民放のゴールデンタイムは、撮り溜めが尽きた2月以降、総集編やすでに放送した番組を再編集したものばかりです。旅番組も一時はフェイスガードが定着しかけましたが、フェイスガードはほとんど意味がないことがわかり、マスクをしたり、急遽ドライブ企画に変更したりと、こちらも制約だらけ。そこで人気なのが“衝撃映像”と“大食い”で、どの局も似たりよったりの番組編成になっています」(テレビ情報誌記者)

 限られた条件の中でも面白いものを作るのがクリエイターのプライドだが、「コロナで広告収入はガタガタ」(キー局関係者)だとか。そんななか、あまり予算をかけずにできるのがロケ中心の情報番組や散歩番組だが、行く場所は似たりよったりになっているという。

「撮影が“密”になったり、人が集まって“密”を生むような状況になれば即炎上なので、とにかく優先されるのは人がいないことです。そんななか重宝されているのが、集客に悩む商業施設。中でも、コロナ騒動の真っ最中にオープンした湾岸地区の『有明ガーデン』、渋谷の『MIYASHITA PARK』、JRの高架下の『日比谷OKUROJI』は、“人がいないので撮影しやすい”と、テレビマンの間で人気になっています」(情報番組制作関係者)

 かたや集客に悩み、かたや人がいない場所を求め……結果としてニーズが合致し、相次いでテレビで取り上げられているのだとか。新たに誕生したスポットを紹介するのは不自然ではないが、そこには“大人の事情”も絡んでいる。

「『有明ガーデン』は住友不動産、『MIYASHITA PARK』は三井不動産、『日比谷OKUROJI』はJR東日本。手がけたのはどこもテレビ局にとって“超”が付く大切なスポンサーですから、いくら取り上げても“やりすぎ”ということはありません。コロナが収まるにはまだ時間がかかりそうですし、これからもしばらくは番組で見かけることになると思いますよ」(前出・情報番組制作関係者)

 ゴリ押しされるのは“人”だけではないようだ。

以下ソース
https://www.cyzo.com/2021/03/post_270613_entry.html

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