日本でもワクチン接種が進むなど、次第に正常化の道筋が見えてきたとされる新型コロナウイルスのパンデミック。そんなコロナ禍で始まった「新しい日常」はすでに我々の生活に定着しつつあり、その影響は性生活にも及んでいるようだ。

 パンデミックで世界的な混乱が生じていた2020年5月、スイスではセックスワーカーのための感染症対策ガイドラインが作られたと話題になった。このガイドラインでは、換気や頻繁なシーツ交換、コンドームの使用といった一般的な衛生対策のほか、なんとプレイ時間や体位に至るまで事細かく言及されているそうだ。

 ワクチンを打ったからといって、まだまだ感染対策を怠ってはならず、性生活、特に性風俗店では一段の注意が必要なのは言うまでもない。もうすぐ開幕を迎える東京オリンピックでは選手村で多数のコンドームが配布されるという話があるが、それだけで十分なのだろうか。気が緩みつつある今だからこそ、スイスが作ったガイドラインにもう一度着目する必要があるかもしれない。2020年5月の記事を再掲する。

 多くの国で、感染拡大にようやく歯止めがかかり始めた新型コロナウイルスだが、コロナ以前の日常はもう戻って来ないようだ。世界は新型コロナウイルスの第二波や、新しい感染症への警戒のため、「ニュー・ノーマル」や「新しい日常」が構築されつつある。

 そうした中、段階的にロックダウン解除が進められているスイスでは、風俗業界がセックスワーカーや利用客向けに新型コロナウイルスを含む、感染症対策のガイドラインを作成し、話題となっている。

 現地メディア「ワトソン」(5月25日付)が報じたところによると、そのガイドラインには、客が来るたびに少なくとも15分間は部屋を換気することや、ベッドシーツやハンドタオルを毎回60度以上の温度で洗うことなどが挙げられている。セックスワーカーには、コンドームの使用はもちろんのこと、手袋や口と鼻を覆うフェイスシールドを常時着用することを推奨している。さらに、一回のプレイは15分に抑えられるべきとも指摘している。

 こうした“指導”は、プレイ中の体位にまで及んでいる。ガイドラインでは、キスの禁止はもちろんのこと、唾液や飛沫からの感染を防ぐため、互いの顔が近づかない「後背位」や「背面騎乗位」を推奨する一方で、「正常位」を控えるよう通達されている。

 スイスでは、売春は当局による管理の下で合法化されているが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、3月16日から風俗業の営業が一時的に禁止されており、業界は大打撃を被っている。このガイドラインは、一刻も早い営業再開に向け、業界が自主的に作成したものとみられる。

 特に、社会的弱者となることが多いセックスワーカーにとって、現在の状況は文字通りの死活問題であり、制限付きでも活動を再開したいというのが本音だろう。

 しかし一方で、フェイスシールドを付けた相手と、限られた体位でもいいからセックスしたいという男性がどれほどいるかは疑問だ。新しいシチュエーション・プレイだと思えばいいのかもしれないが……。

以下ソース
https://tocana.jp/2021/06/post_210353_entry.html

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