【社会】「十分にある」と言われていたときは落ち着いていたのに… 陰謀論に取り込まれることも ワクチン不足で不安に苛まれる人たち
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0001逢いみての… ★2021/07/18(日) 22:58:50.50ID:CAP_USER
 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチン接種が進んでいるイスラエルでは、免疫力が低下している成人を対象に三回目の追加接種が始まった。急速に広まる変異ウイルス(デルタ株)感染に対抗するためだが、日本では二回目の接種どころか、一回目の接種も日付が決まらない人が続出している。ライターの森鷹久氏が、先の見通しが立たないことで、陰謀論に取り込まれるなど、不安にさいなまれる人たちについてレポートする。

 * * *

「1日100万回以上のワクチン接種を」という、大風呂敷としか思えなかった大目標が達成され、政府が成果を誇っていられたのは束の間のことだった。ワクチン確保が予定通りにいかなくなり、結局「ワクチン接種」のスピードを調整するよう、すなわち、残り少ないワクチンをもっとゆっくり打て、と指示を出すことになった。この朝令暮改によって振り回されるのは、ワクチン接種を待つ人々だ。

 必要十分にある、と言われれば「接種はいつでもいい」と考えるのが人間だが、残り少ない、と言われれば急に「我先に打ちたい」と考えてしまうのも、やはり人間である。

「接種会場に来られてもどうしようもないのに、やはり藁にもすがる思いなのでしょう。ワクチン接種がまだ、というお年寄りが訪ねてきて、泣かれたりする。ワクチンが足りない、という報道が出て以降、そういう人が増えた印象です」

 こう話すのは、東京都内の新型コロナウイルスワクチン接種会場で、会場整理を行うスタッフの丸山恭子さん(仮名・30代)。ほんの一ヶ月前、「十分にある」「希望者は全員が打てる」とされていたときには、前述のような不安定な人たちが会場へやってくることはなかった。都内の大規模接種施設は、最初こそ接種を希望する人の長蛇の列ができたが、しばらくすると「ガラガラ」という報道もあったほどである。だが、在庫不足に関する報道が出始めると、これまで楽天的だった人々の中からも、焦ったり不安に駆られる人が増えたようだと話す。

「会場近くを毎日散歩している高齢の夫婦がいて、ワクチンは若い人から優先に、年寄りは最後でいいと温和な感じでお話をされていました。しかし最近になって、早めに打っておけばよかった、と気を落とされています。本当はこっそり打てるのではないか、と耳打ちされて、お金を払うとまで言われたほど。焦る方は確実に増えています」(丸山さん)

 関西地方の自治体で、ワクチン予約の専用電話スタッフとして働く青山光一さん(仮名・40代)も、市民の「焦り」を感じている一人。

「予約はできるが接種がいつになるかわからない、としか説明できない状況なのですが、見殺しにするのか、若者より高齢者を優先しろ、という電話はやはり、ワクチン不足の報道の後に明らかに増えました」(青山さん)

 以前は「ウェブ予約の方法がわかりにくい」など、システムに関するクレームが多かったが、現在では「なぜ打てないのか」そして「なぜ足りないのか」とスタッフを問い詰める電話が多いという。

「怒ったり泣き落としにかかってみたり……長い人では2時間も電話口で粘られる方もいらっしゃいますが、我々としてはどうしようもありません。そもそも、私自身も、ワクチンをいつ打てるかはっきりせず、接種券すら届いていない。海外スポーツの試合を見ていると、観客の多くはマスクをしていません。ワクチン接種が進んでいるからだそうですね。そういうのを見てため息をつき、電話では怒鳴られる。ワクチンはいつか打てる、と考えていましたが、環境のせいなのか、本当に打てるのか、と疑心暗鬼になっている自分もいます」(青山さん)

続く

以下ソース
https://www.news-postseven.com/archives/20210718_1676241.html

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0002逢いみての… ★2021/07/18(日) 22:58:59.48ID:CAP_USER
 ワクチン接種が遅れれば、こうした市民の不安の増大だけでなく、思わぬ事態も発生している。関東地方在住の会社員・高山正昭さん(仮名・50代)が肩を落とす。

「私は職域接種を済ませました。ですが、実は妻がワクチンに否定的でした。妻は毎日SNS上で情報を収集しているようで、そこで知り合った人たちは皆が反ワクチン。接種券が届いたら破って、それを写真に撮ってSNSに上げるのだと言っていました」(高山さん)

 高山さんの妻には生まれつきの持病があり、体も決して強いとは言えない。家族としては一刻も早く妻にはワクチン接種をと望んでいたが、肝心の本人が受け入れない。偏った考え方から距離をおけば、冷静に話し合えるだろうとパソコンやスマホから目を離させるため、ドライブに連れて行くなどしてなんとか説得。7月の頭には、最寄りのクリニックで摂取できる予定だった。しかし……。

「クリニックから電話がかかってきて、予約はしているが、ワクチンの在庫が底をつきそうだと言われてしまいました。どれくらい待てばいいのかもわからないらしく、妻にそう話したところ、見たこともないような形相で怒りだしたんです。ほら見ろ、と」(高山さん)

 高山さんの妻は、ワクチンを予約していたにも関わらず打てない、ということに激怒したわけではなかった。ワクチンの在庫が足りない、というのは政府や医療関係者が市民を騙すために行っているデマであり、市民のワクチンに対する渇望感を煽る手法、と考えていたからである。そこまでして政府が打たせたいワクチンとはいったいなんなのか、妻は再びSNS上での「情報交換」を始めてしまったという。

「説得も台無しになりました。妻が疑問に思っている内容は馬鹿馬鹿しいと思いますが、何を言っても陰謀論で返され、呆れて黙っていると言い返せないじゃないと、まるで論破したとでもいいたげに勝ち誇られる。いや、論破はされていませんが、もはや何を言っても無駄というか。あのままワクチンを接種できていればと、悔やんでも悔やみきれません」(高山さん)

 現時点で、新たにどれほどのワクチンが用意でき、いつ頃から再び以前のペースでの接種が再開されるのか、はっきりとしたスケジュールは政府から示されていない。その間にも、ワクチンが今まで通りに打てないことに対するストレスが爆発寸前、という人々は増え続け、せっかく抜け出しかかっていた陰謀論に再びハマる、という笑えない事態も起きている。

 国民のほとんどが二回目の接種を終えたら混乱は収まる、と考える人も多かっただろうが、変異種の出現によって、三回接種は必須だとなった場合、この混乱にさらに拍車がかかってしまうのか。
0003夜更かしなピンクさん2021/07/18(日) 23:11:53.55ID:LfcJ1SxF
>「なぜ打てないのか」そして「なぜ足りないのか」
マスク騒動を思い出した
0004夜更かしなピンクさん2021/07/18(日) 23:38:42.35ID:5pkJQszc
正しい情報が行き渡ってないのは確か
0005夜更かしなピンクさん2021/07/19(月) 03:06:40.63ID:iJ+tMKXm
年寄りは死にたくないから最終的には9割以上が打つだろうが
30歳以下は感染者1万人に一人死ぬかどうかだからな
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