0001逢いみての… ★
2021/08/06(金) 23:01:13.26ID:CAP_USER* * *
かつての身分制社会と異なり、リベラル化が進んだ現代社会では恋愛も完全に自由化されました。いまの若いひとたちは、自分で選んだ相手以外のパートナーとつき合うことなど想像もできないでしょうから、「自由恋愛」という言葉も死語になりました。
親が決めた相手と強制的に結婚させられていたことを思えばこれは素晴らしいことですが、その一方で、恋愛の自由市場が拡大し、グローバル化するにつれて、男と女のマッチングがうまくいかなくなるという問題が起きています。
洋の東西を問わず、女性には強い「ハイパーガミー(hypergamy=上昇婚)」の傾向があることがわかっています。自分よりも学歴、収入、社会的地位の高い相手に魅かれることです。
女性のハイパーガミーの理由は、「進化の過程でそのように脳が“設計”されたから」というものから、「家父長制・男性中心主義のなかで社会的に構築された」というものまでさまざまな意見があるでしょうが、こうした現象が世界じゅうで見られることは間違いありません。
その結果、現代社会では男性の収入と結婚できるかどうかが強く相関するようになりました。日本のデータでもこのことは明らかで、20代で年収600万円超だとほとんどの男性に交際経験がありますが、年収200万円以下だと半分程度まで下がります。「持てるものはモテる」「持たざる者はモテない」のです。
恋愛のマッチングをさらに難しくしているのは、女性が高学歴化し、社会的な地位が上がってきたことです。これまで女性がマイノリティとして社会的・経済的に差別されてきたことを考えれば、これはもちろん素晴らしいことですが、これにハイパーガミーの傾向を重ね合わせると話は不穏になってきます。当然のことながら、女性の平均的な地位が上がれば上がるほど、それより高い地位にいる男性の数は少なくなるのです。
アメリカでは1990年代以降、高校卒業率でも大学・大学院の進学率でも女性が男性を上回るようになり、その結果、20代では女性の平均収入が男性を超えました。2012年には、大学教育を受けた未婚の若年女性100人に対して、同様の教育を受けた若年男性は88人しかいませんでした。また、1960年には若年未婚女性100人に対して働いている若い男性は139人でしたが、男性の失業率が上がったことで、2012年には働く若い男性は91人しかいなくなりました。
この傾向が続くと、2020〜39年の間に、同等の高等教育を受けた男性のパートナーがいない女性は4510万人になります。2019年の金融機関の調査レポートでは、「2030年までに、25歳から44歳の働く女性の45%が独身で子供がいない状態になる」と予測されています。
こうしたデータをブログで紹介したところ、SNSで議論が沸騰しました。女性からは、「結婚相手が自分より高収入である必要はない」「結婚=幸せというのはステレオタイプの価値観」「女性の経済的自立は歓迎すべきこと」……などといった意見が見受けられました。
社会調査では、男性も女性も若者たちの大多数は、いまもパートナーと出会って恋愛し、結婚して家庭をつくることを人生の目標としています。もちろん私は、女性の社会進出を否定しているわけではありません。ここで指摘したのは、女性の社会進出が進めば進むほど、結婚相手が見つからない男女が増えてしまうという皮肉な現実です。
続く
以下ソース
https://www.news-postseven.com/archives/20210806_1681976.html
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