「あれがなぜ話題になるかよく理解できない」

 こう10月28日に定例会見で語ったのは、テレビ東京の石川一郎社長。この発言が、SNSを中心に大絶賛されているという。

「石川社長がこう発言をしたのは、10月26日午後に都内ホテルで小室圭さん(30)と眞子さま(30)の結婚会見が行われた際のテレビ東京の報道姿勢についてです。

 これまで小室さんについてはスキャンダルも多かったこともあり、あの日は日本テレビは『ミヤネ屋』、フジテレビは『バイキングMORE』内で、NHK、TBS、テレビ朝日の3局は報道特別番組を急きょ編成したんですが、テレビ東京だけが予定通り『午後のロードショー』で98年のアメリカ映画『ブレイド』を放送していたんですよ」(民放関係者)

 このテレビ東京の対応について「各局が特番を放送している中、『特番を放送する』という議論はなされないのか? なされているのか?」という質問が定例会見で出たところ、石川社長が笑いながら、

「あれがなぜ話題になるかよく理解できない」

「特番が必要な時は議論してやってます。特番はとくに放送せずに、今まで通りやったということですね。やったとしても、ニュースでは報じております。眞子さんと小室さんがこれから末永く幸せに暮らしてほしいという願いです。『それ以上のものもそれ以下のこともない』ということです。意図してやらないとかそういうことではありません」

 と答えたことを、10月28日に『日刊スポーツ』が報じたのだ。

 これを受けてネット上では、

《こういうの1局くらいあっても良いと思います。災害や選挙は別ですが。》《翌日から飽きるまで他局が朝から晩まで放送するし興味無い人からしたら有難いと思う》《そもそも、どこの局も同じ会見放送する必要ないじゃん。皆が皆見たいわけじゃないし。そんなだからTV離れとか視聴率とれないとかなるんだよ。テレビ東京さん、明夫さんブレイド放送してくれてありがとうございます》

 と、絶賛の声が相次いだのだ。

「意外なところでは、映画マニアも大喜びでした。

 というのも、『ブレイド』はソフト版とテレビ放送版で吹き替え声優のキャストが違っているんです。テレビ版は大塚明夫(61)や山路和弘(67)、大塚周夫(享年85)といった名優揃いなのにソフト化されておらず激レア化していたので、《吹替版ブレイドより大切なことそうそうないぞ!》《親子共演(※大塚明夫と周夫)とかメチャアツじゃないですか》《吹替大塚明夫のブレイドが優先されるのは当たり前だよなぁ》と、大盛り上がりでした」(映画ライター)

 以前からテレビ東京はネット上で「ブレない姿勢」が高く評価されてきた。

「選挙や、国内でよほど深刻な災害などが起きない限り、基本的に特別報道番組を放送しないことで有名です。いまだに語り草なのは、91年1月に湾岸戦争が起きた際、他局が報道特番を行ったのに対して、テレビ東京だけ予定通り19時〜19時30分に『楽しいムーミン一家』を放送した結果、視聴率18.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で独り勝ちしたこともありました」(前同)

 ちなみに、逆に特番で他局を出し抜いたこともある。コロナ禍が本格的に蔓延してしまい緊急事態宣言の発令などについて安倍晋三首相(当時)が記者会見を行った昨年4月7日にはさすがに19時に緊急特番を組んだが、それだけに留まらず「22時に安倍首相をテレビ東京のスタジオに生出演させる」という斜め上すぎる緊急特番『緊急報道スペシャル 安倍総理が生出演「緊急事態宣言」で日本は?生活は?』を組み、視聴者を驚かせた。

 ちなみに、安倍首相がテレビ東京を選んだ理由については「テレビ東京報道局所属のニュースキャスターの大江麻理子アナが政界で根強い人気だったのも影響したのでは」と当時『デイリー新潮』は報じていた。

 しかも、安倍元首相は同年8月に辞任したので、首相として最後のテレビ局のスタジオ生出演がテレビ東京ということになった。

続く

以下ソース
https://taishu.jp/articles/-/98271

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