0001逢いみての… ★
2021/12/25(土) 23:33:06.86ID:CAP_USERコロナ禍で格差はさらに広がり、深刻化する貧困問題。「貧困は自己責任だけでなく、生まれ持った素質や家庭環境が大きく作用すると多くの人が実感した1年だった」と作家の吉川ばんび氏(@bambi_yoshikawa)は振り返る。
「本家の流行語大賞トップ10に入った『親ガチャ』に対して、逆に親も子供を選べないという意味の『子供ガチャ』が誕生。また経済状況によって『リモート格差・IT環境格差』に苦しむ若者が多く、社会問題となった。その結果、『そもそも自分は生まれてこなければよかった』と考える『反出生主義』なる思想まで、ツイッターのトレンド入りしました」
貧困は若者に限った話ではない。サントリー社長が「45歳定年制」の可能性を示したことが話題に。
「リストラで、社会的に救済されにくい、いわゆる“弱者男性”が増えていく。正しい情報も選択できずに『ガラスの地下室』、つまり過酷な環境で働かざるを得ない。そんな人が映画『ジョーカー』を見たら、主人公と自分とを重ね合わせて、社会への鬱憤を晴らそうと、凶行に走ることがあるかもしれない。孤立しがちな社会では、そこまで人を追い詰めてしまうんです」(吉川氏、以下同)
困窮者を救うはずの公的な支援が受けづらい現状にも問題がある。
「コロナで経済的に打撃を受けた人への貸し付け制度はありますが、返済の見通しがある人にしか貸し付けない。その手続きも煩雑で、『国は支援金を国民に受け取らせないようにしている』と批判が殺到。『もう死ぬしかないですか』という言葉がSNSに溢れていた」
来年は「社会の搾取構造がより強固になっていく」と氏は続ける。
「世の中が不景気になるほど弱者から切り捨てられていく。経済やデジタル格差はさらに広がってしまい、すべてを搾取される貧困の連鎖からさらに抜けられなくなる」
煩雑な貧困問題の抜本的な解決にはしばらく時間がかかりそうだ。
貧困部門 流行語ベスト10
10位 配られたカードで勝負するっきゃないのさ
「スヌーピーの名言。『自分に与えられた環境で生きていくしかない』という意味。ツイッターや5ちゃねんねるで取り上げられて、話題になっていた」
9位 ガラスの地下室
危険な職種や事故のリスクが高い過酷な労働環境で、「使い捨てられている」現実を表現した言葉。「弱者男性論と併せて使われることが多かった」
8位 もう死ぬしかないですか
「自分で正しい情報が?めない『デジタル弱者』という言葉が生まれて、公的支援の手続きが煩雑でなかなか支援されない現状を揶揄して使われた言葉です」
7位 反出生主義
コロナで生活が立ち行かなくなり、「世間の役に立てない」という自己肯定感の欠如から、「生まれなければよかった」という思想が若者を中心に流行した
6位 45歳定年制
サントリーHDの新浪剛史社長が、「45歳定年制にして会社に頼らない仕組みが必要」などと発言して話題に。「ミドル世代を体良くリストラするための言い訳」
5位 リモート格差・IT環境格差
「コロナ禍でリモートワークやオンライン授業など、インターネット通信環境にも格差が生まれ、貧困家庭ほど不利になるため社会的にも問題視された」
4位 子供ガチャ
子供は親を選べないように、親も子供を選べないという意味の言葉。元農林水産省事務次官が引きこもりの息子を殺害した’19年の事件などが再注目された
続く
以下ソース
https://bizspa.jp/post-548453/
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