【防災】地震活動度の「地下天気図」を解析 “地下の異常”が発生しているエリアは?[05/13]
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0001逢いみての… ★2022/05/13(金) 23:18:17.94ID:CAP_USER
「21世紀はこれから大地揺乱の世紀に入ります。日本列島で地震も火山活動も増えていくでしょう」

 そう語るのは、東海大学海洋研究所客員教授で静岡県立大学グローバル地域センター客員教授の長尾年恭氏だ。長尾氏は気象庁が公表する地震の震源データ(一元化カタログ)をもとに、独自開発したアルゴリズム(RTM法)で地震活動を解析し、地殻変動の異常を「地下天気図」として知らせている。

「地震学界では、発生する日時、場所、規模を高精度で予測する“地震予知”は現在の技術ではできないと結論づけています。しかし、地下でどんな異常が起きているかを把握することはできる。地下の異常現象を、天気図の『低気圧』『高気圧』になぞらえて視覚的に表現したのが地下天気図です」

 地図上に青色で示したのは地震活動が「静穏化」した地域、赤色は地震活動が「活発化」したエリアだ。

「地震学では、特に“嵐の前の静けさ”である『静穏化』の異常を注視します。一般的に、静穏化の異常が解消された後に地震が発生するケースが多いと考えられています。2016年4月に発生した熊本地震は、その半年ほど前に静穏化のピークを観測し、1995年の阪神・淡路大震災も静穏化の異常が見られなくなってから発生しています。また、2018年6月にM6.1を観測した大阪府北部地震のように、静穏化の真っ最中に地震が発生することもあります」

 静穏化を示す4エリアのうち、長尾氏がとりわけ注意を促すのは九州地方南部だ。このエリアでは今年1月22日、宮崎・日向灘を震源とするM6.6、震度5強の地震が発生した。

「ここは南海トラフ地震の想定震源域に含まれ、M6.8以上を観測すれば、気象庁が『南海トラフ地震臨時情報(調査中)』という形で情報発表することになっています。マグニチュードは0.2違えばエネルギー量は約2倍違うのですが、想定震源域内で規模の大きな地震が起きたので専門家に緊張が走りました」

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“地下の異常”が発生しているエリア

 2011年の東日本大震災の震源に近い東北沖エリアにも静穏化の異常が発生。その他の静穏化エリアの注意点は地図上に示した。

 一方、活発化の異常が顕著に出ているのが、石川県・能登半島だ。半島の先端に位置する珠洲市は2020年12月頃から隆起し続けており、約3cmも隆起した観測点もあるという。

「ものすごく広域的に地面が隆起しており、何らかの異変が起きていることは間違いない。異変の正体はまだ分かりませんが、地下水かマグマのような何らかの液体が溜まっているのだろうと考えられています。北陸地方では今年に入ってからも地震が頻発しています」

 こうした異常を把握し、どう向き合えば良いか。長尾氏はこう指摘する。

「地下天気図は『地下の異常』を示すもので、ただちに地震が起きることを予測するものではありませんが、該当地域の住民の方は、これを機に防災意識を高め、備えに役立ててほしい。該当しない地域では、高所の工事計画などにおける“安全情報”として活用いただきたい」

以下ソース
https://www.news-postseven.com/archives/20220513_1752458.html

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0002夜更かしなピンクさん2022/05/13(金) 23:19:21.94ID:2VDnbQu/
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