一人暮らしで引っ越し先を探すときに、物件の立地は大きな判断材料のひとつ。立地次第で家賃が大きく左右されるからだ。閑静な場所を好む人がいれば、騒がしくても平気、という人もいるだろう。では、近隣にラブホテルが多くある「ホテル街の物件」はどうだろうか。やはり、同じような間取りの場合、家賃が安くなるケースが多いが、その住み心地はどのようなものなのか。実際に住んだことがある人たちに、話を聞いた。

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 IT企業に勤める30代男性・Aさんは、東京都内でも有数のラブホテル街に長らく住んでいた。きっかけは、人気路線の駅なのに「家賃が安い」ことに惹かれたからだ。

「ターミナル駅の近くで交通が便利な割に、家賃が思っていたほど高くない。駅前にラブホテルが集中していることで有名で、最寄りの駅を言うと必ず『ああ、ホテルだらけの街ね』という反応が返ってきます。ただ、僕が内見に行った時も、ホテルが多いからといって別に気にならなかったですし、何より家賃の安さには代えられませんでした」(Aさん)

 実際住んでみると、Aさんにとっては非常に快適な立地だったという。

「都心では、渋谷や新宿、池袋など、ラブホテル街の周辺は飲食店やコンビニが多い気がします。穴場なお店も多くて、重宝しました」(Aさん)

 夜中も出歩く人が多い場所だが、気になる治安については、どうなのか。

「夜、酔って歩いていたら、警察官から職務質問されたことは何度かありますね。ホテル街だからというより、繁華街の近くだから、酔っ払い同士のケンカなども見たことがありますが、その程度です。むしろホテル周辺には交番があり、しょっちゅうパトカーが巡回しているので、安心ともいえます。

 街の雰囲気も、昔はちょっと暗くて近寄りがたい空気感が漂っていましたが、今はもうオシャレさとか綺麗さを打ち出しているホテルが多いので、ずいぶん変わったなと思います」(Aさん)

 家賃の安さはやはり大きなメリットだ。現在、ホテル街の“ど真ん中”に住んでいるというメーカーに勤務する20代女性・Bさんも同じだ。

「家賃の割に広くて設備が良く、テンションが上がって見つけたその日のうちに内見しに行ったら、ホテル街でした(笑)。うちの隣も斜め向かいもラブホです。でも、ラブホは個人的に女子会を何度もやってたりしたことがあるので、むしろ便利そうとさえ思いました」(Bさん)

 また、Bさんが住む街のラブホテル周辺は、「思ったより全然人がいない」という。

「今って、そもそもラブホを使う人が少ないんじゃないですかね? うちの周辺のラブホは、インバウンド向けに外国語で案内を出して、『大人数OK』みたいな表示をしているし、女子会やコスプレ撮影会、ビジネスマンが昼寝に使ってもいいとか謳い文句を掲示しています。コロナ禍になってからは『テレワークにも!』となっていました。どれだけの人が利用しているのかわかりませんが、必死さが伝わってきますよね。そういえば、コロナでいくつか閉店したホテルもありました」(Bさん)

 ただ、Bさんは、「やっぱり、子供がいる人には向かないかも」とも。理由は、「『あれは何?』と訊かれた時に、説明が面倒だから」だという。

続く

以下ソース
https://www.news-postseven.com/archives/20220517_1754938.html

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