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タワーマンションは生き地獄!?「首都直下地震」被害想定見直しはアテにならない!
https://weekly-jitsuwa.jp/archives/64779
「駅前にタワマン建設すると、人口を呼び戻す起爆剤となる。そういう狙いもあって、この10年でタワマンが全国で1000棟も増えたそうです。しかし、調べてみると、エレベーターの閉じ込めなど、問題だらけなんですよ」(渡辺氏)
今年に入って日本全国で発生した震度5弱以上の地震は、すでに7回を数えている。前回、前々回の首都直下地震を振り返ると、まず1855年の安政江戸地震で1万人余りの死者を出した。
前回は約40年後の1894年に起きた明治東京地震。下町と川崎、横浜を中心に被害をもたらした。
「次の首都直下地震は、主に神奈川県であった異臭騒ぎと関係があるような気がします。
典型的な都心南部直下型地震になるのか、海溝型の関東地震になるのか。今は誰にも分かりませんが、関東地震になった場合、M8になる可能性もある。
もし、首都直下地震が都心南部直下地震だった場合、数十年後には海溝型である関東地震の発生も考えられます」(前出・島村氏)
明治東京地震の約30年後の1923年には大正関東地震が発生、甚大な被害をもたらしている。
「元禄関東地震(1703年)の震源域は、大正関東地震よりもかなり広く、房総半島の東側の沖合にも達していた。
しかも、大正関東地震では、そのうちの西側半分しか割れていない。東側半分は割れ残った状態にあるのです」(前出のサイエンスライター)