【政治】東京五輪汚職事件 “収賄で逮捕”の元電通・高橋治之元理事と“安部派の後見人”自民党・森喜朗氏の「知られざる蜜月」[08/19]
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0001逢いみての… ★2022/08/19(金) 22:55:29.82ID:CAP_USER
 旧統一教会問題とともに永田町に激震を与える五輪汚職事件。ここで名前が浮上するのは、“安倍派の後見人”だ。ノンフィクション作家・森功氏がレポートする。(文中敬称略)

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 ついに東京地検特捜部が高橋治之(78)を逮捕した。ご承知の通り、当人にかけられている嫌疑は、2021年東京五輪の組織委員会元理事としての収賄だ。高橋は2017年9月、自ら経営するコンサルタント会社『コモンズ』で紳士服メーカー『AOKIホールディングス』と契約。AOKIの五輪スポンサー決定からさかのぼる1年前のことだ。これ以降の4年、AOKIから受け取ってきた顧問料合計4500万円が、五輪スポンサーに選んでもらうための賄賂ではないか、という疑いである。加えて高橋にはAOKI側から2億3000万円が渡っていた事実も浮かび、追いつめられていった。

 高橋といえば、大手広告代理店『電通』元専務にして、日本のスポーツビジネス界の大物。わけても“五輪のドン”の異名をとるほど、東京五輪に影響力を行使してきた。

 逮捕された高橋の後ろ盾が元首相の森喜朗だというのも、なかばスポーツ界の常識となってきた。森自身は肺がんなどの闘病生活を経て人工透析を欠かせないといわれる一方、安倍晋三亡き後の安倍派の後見人として、その名が取り沙汰されるほど、政界における存在感を残してきた。東京・虎ノ門の『日本財団』内にオフィスを構え、今も政官財の著名人が足を運ぶ。ときには首相の岸田文雄も会食に誘っている。

 森は東京五輪・パラリンピック競技大会組織委員会会長を務め、自他ともに認める“五輪のご意見番”である。同じ組織委員会の理事だった高橋が、五輪のスポンサー選びで神通力を発揮できたのもまた、森のおかげだといわれてきた。

 その高橋に司直が切り込んでいるのだ。

「東京地検特捜部はこの春から捜査を続けてきました。読売(新聞)の早打ち(高橋に関する捜査の第一報)で捜査の段取りが狂った感は否めないけど、捜査に支障はないでしょう」(検察関係者)

 特捜部は7月26日以降、高橋の自宅やAOKIの関係先、さらには古巣の電通のほか、広告代理店『ADKホールディングス』にまで家宅捜索に踏み切った。そのうえの逮捕だ。

「特捜部は五輪マネーの流れを解明し、高橋だけでなく、その先のターゲットを見据えているはず」(同・検察関係者)

 政官界汚職の摘発を旨としてきた地検特捜部の捜査だけに全容解明への期待が膨らむのである。なかでも蜜月と呼ばれた森と高橋の関係はどうなっているのか。“五輪のドン”と“五輪のご意見番”―。そこは政官界のみならず、五輪やスポーツビジネス通なら誰もが関心を抱くが、今のところその類の報道はとんと見あたらない。あたり前のように語られる二人の関係は実のところ、あまり知られていない。

「私は高橋兄弟のどちらもよく知っています。金を持っているのは弟で、兄貴のハチは弟のノリにおんぶに抱っこに哺乳瓶だったね。電通のサラリーマン時代から運転手付きの自家用車に乗って会社に通っていたけど、会社から費用が出るわけもなく弟の金でしょう。森さんにハチを引き合わせたのは私です」

 そう打ち明けるのは、元労相の山口敏夫だ。改めて紹介するまでもなく、高橋兄弟とは治之、治則のことで、ハチ、ノリと呼んできた。弟の治則はかつて不動産会社イ・アイ・イ・インターナショナルを率いて1兆円の資産を誇り、“環太平洋のリゾート王”と称されたバブル紳士だ。山口はその高橋兄弟の政界指南役を自任する。

「あの兄弟は私との関係で安倍晋太郎さんなんかと親しくなったんだからね。森さんも安倍さんの子分だったから、私が森さんとハチをつないだようなもんで、永田町のハチの人脈はぜんぶ私がつくってあげたんだよ。それを使ってあれほどのスポーツビジネスを開拓したんだから、ハチも大したものだよ」

続く

以下ソース
https://www.news-postseven.com/archives/20220819_1785371.html

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0002逢いみての… ★2022/08/19(金) 22:55:49.01ID:CAP_USER
 安倍晋太郎率いる安倍派は、バブル崩壊直後の1991年5月、派閥の領袖が膵臓がんで物故すると、分裂する。安倍派四天王の加藤六月、三塚博、塩川正十郎、森喜朗のうち、三塚と加藤が後継を争った「三六戦争」の結果、三塚・森連合が加藤に勝利した。その後、森が派閥を継承し、首相に昇りつめる。今の安倍派の状況に重なる部分もなくはないが、一方で電通の高橋が森に近づいていったという。

 高橋と森との交友には、森の地元石川県の有力支援者がひと役買っているようだ。後援会の幹部が打ち明けた。

「電通の高橋さんと森先生が急速に親しくなったのは、20年以上前の出来事がきっかけでしょう。日本の私大を出て米国の専門学校に留学していた石川県のレジャー業者の息子が帰国したいと言い出し、森先生に就職の斡旋を依頼したのです。で、森先生が旧知だった電通の成田(豊)社長に相談したところ、『それなら高橋に任せよう』となった。たまさか電通で中途採用の枠が6人あって、運よく就職できたわけです」

 成田は東大法学部を卒業して1993年に電通社長、2002年から会長を歴任した“広告業界の天皇”だ。森とも入魂の間柄だった。高橋は政界人脈を駆使しながらその成田の側近として、スポーツ事業局で出世街道を駆け上がっていった。2002年のサッカー日韓W杯の仕掛け人ともいわれる。

 一方、森と高橋はレジャー業者の息子の電通への就職が縁となり、ますます濃密な関係を築いていく。実は、森は今回東京地検の捜査で焦点になっているAOKIとも奇縁がある。先の森後援会幹部が明かした。

「AOKIグループは創業者の実弟が高橋さんと親しく、森先生の自宅にスーツの仕立て職人を連れて日参していたそうです。森先生のところには銀座の『壹番館』をはじめ老舗の洋服屋の仕立券がたくさん贈られますが、AOKIの仕立券は珍しい。でも森先生はけっこうAOKIのことを気に入っています」

 カラオケ好きの森は、ギタリストのアントニオ古賀を師と仰いで歌の練習をしている。『アニヴェルセル』と称した結婚式場をチェーン展開しているAOKIは、プライベートサロンも運営しており、森はそこがお気に入りだったと後援会幹部がこう続ける。

「原宿のサロンにご一緒しましたけど、料理もまずまず。森先生はアントニオ古賀の歌ではなく、高倉健の『唐獅子牡丹』なんかを歌っていました。人目につかないので先生もリラックスできるんでしょうね」

 もとより、五輪組織委員会のトップがメインのスポンサー企業と親しいというだけで罪になるわけではない。東京地検にとって高橋の場合は、五輪の組織委員会の理事というみなし公務員がスポンサー選びの見返りに業者から金銭を受け取っていたのではないか、という賄賂性の立証が、捜査の第一関門となる。したがって捜査のハードルはけっこう高い。半面、AOKI側にとって、高橋だけでなく、五輪最大の実力者であり、中心の森喜朗に接近できれば、それに越したことはない。

 高橋は2009年に専務から顧問に退いた後、2011年に電通から離れた。その後は、スポーツ事業局やマーケティング局など古巣の後輩を使いながら、五輪ビジネスに奔走してきたといわれる。

 その高橋人脈は多岐にわたる。日本オリンピック協会(JOC)前会長の竹田恆和とは慶應大の同窓であり、東京五輪のさまざまな場面で接点をもってきた。そもそも東京五輪にケチがついた始まりは、2013年の五輪招致段階における国際オリンピック委員会(IOC)元委員の親族への裏金問題だった。JOCとともにその国際ロビー活動を主導してきたのが高橋であり、そこに政治的なきな臭さが漂う。

 さらに高橋をめぐっては、ここへ来て、サッカーJリーグの数千億円の放映権料の取引への関与も浮上している。五輪の闇の解明は端緒についたばかりだ。
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