完全に“ドツボ”も岸田文雄首相はノー天気!? 今月10日に内閣改造したばかりにもかかわらず、岸田政権が各世論調査で大きく支持率を下げている。閣僚のみならず、副大臣や政務官からも世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関与が次々と判明したのが大きな要因で、本来なら大ピンチとなる状況だが、どういうわけか党内に危機感は感じられないという。

 20、21日に行われた内閣支持率の世論調査で、FNNでは前回比8・1ポイント減の54・3%、ANNでは前回比9・9ポイント減の43・7%、毎日新聞と社会調査研究センターでは16ポイント減の36%で、いずれも昨年10月に政権発足後、最低を記録した。

 要因は明らかだ。参院選の演説中に死去した安倍晋三元首相の銃撃事件をきっかけに旧統一教会と自民党のズブズブの関係が表に出たため、岸田首相は1か月前倒しで内閣改造を断行。ウミを出すかと思いきや、関与が取りざたされていた議員を閣僚や党幹部に起用したうえ、「よく調べたら関係がありました」と次々と後出しで名乗り出る議員が続出し、収拾がつかない事態になった。第2次岸田改造内閣ならぬ“統一教会内閣”と皮肉られる始末だ。

 これでは沖縄県知事選(25日告示、9月11日投開票)や、来年の統一地方選に影響が出るのは必至。支持率回復のための内閣改造が裏目に出て、責任を追及する声が出てもおかしくないところだが、国会は閉会中で議員も夏休みモード。岸田首相自身も夏休み最終日となった21日に新型コロナ陽性が判明し、22日からオンラインでの公務復帰を果たしたものの追及している野党側は腰砕けとなっている。

 自民党関係者は「党内ではさほど危機感はありません。むしろ支持率が下がって、年内にあるかもとウワサされた衆院解散が完全に消えたことで、安心している人が多いのでは。衆院選からまだ1年もたっていないし、参院選も終わったばかりですからね」。岸田首相が欲を出して、強気の解散総選挙に出る可能性がほぼなくなったことを歓迎しているというのだ。

 来月27日に行われる安倍元首相の国葬も、世論調査では反対が上回っていて、また支持率を下げかねない。旧統一教会の問題は視聴率が取れるとあって、ワイドショーでは報道が連日続く状況だ。22日に堀江政経塾で外部講師を務めた堀江貴文氏は「(旧統一教会問題は)終わらないと思いますよ。モリカケ(森友・加計学園問題)みたいになっていて、ないことの証明みたいになっている」と、今後もテレビや野党からの追及は延々と続くと指摘した。

 ボディーブローのように岸田政権にダメージを与え、支持率が下がっていけば、ジリ貧になりかねない。支持率が20%台に突入した菅義偉前首相は事実上、辞任に追い込まれたが…。

「いずれにせよ、選挙があるかないかで、まだ3年も猶予がある。安倍派の後継問題が解決しなければ、“岸田おろし”ともならない。当面、岸田首相がうろたえるような状況ではなく、静観するしかないといったところでしょう」(自民党議員秘書)

 就任1年の節目は迎えることができそうな岸田首相だが、それでも今後は展望が見えない、イバラの道となりそうだ。

以下ソース
https://www.tokyo-sports.co.jp/social/4398917/

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